Xboxが主力フランチャイズに注力する「リセット」を発表! 『Halo』『Fallout』『The Elder Scrolls』の新作が加速する可能性は?
Xboxは、昨今のゲーム業界における大規模なリストラが続く中、組織再編を発表しました。複数のスタジオが独立、または新しい企業傘下で存続することになった一方で、今後のXboxのゲーム開発は、主力フランチャイズに注力する方向へと舵を切る見込みです。特に『Halo』、『Fallout』、『The Elder Scrolls』といった人気シリーズの展開が加速される可能性があり、ベセスダ・ソフトワークスのジル・ブラフ氏も、各スタジオの独立した計画ではなく、強力なフランチャイズに焦点を当てたコンテンツロードマップに移行する方針を示しています。
『Halo』ユニバースの再構築と新たな開発体制
長らく開発に課題を抱えていた『Halo』シリーズは、今回の再編を機に大きく変わる可能性があります。現在、Halo Studiosは『Halo: Campaign Evolved』の開発を進めていますが、これは同スタジオのUE5での初の試みであり、マルチプレイヤーは含まれていません。この状況を打破するため、XboxはMachineGamesなどの外部スタジオに『Halo』シリーズの再構築を委ねる可能性が指摘されています。MachineGamesは『Wolfenstein』シリーズの成功でその手腕を証明しており、単独プレイキャンペーンのリブートを手がけることで、『Halo』のストーリーを整理し、新たなマスターチーフの物語を創出できるかもしれません。一方、Halo Studiosはマルチプレイヤー開発に特化することで、それぞれの強みを活かした分業体制が築かれる可能性もあります。
『Fallout』と『The Elder Scrolls』のリリースサイクル短縮
『The Elder Scrolls』と『Fallout』は、いずれも数百万本のセールスを記録する巨大フランチャイズですが、両シリーズのシングルプレイヤー作品は10年以上新作が出ていません。ベセスダ・ゲーム・スタジオのトッド・ハワード氏は『The Elder Scrolls 6』と『Fallout 5』のディレクションを自ら行うとしていますが、同スタジオが一度に一つのゲームしか本格的に開発しないため、『Fallout 5』のリリースは2030年代半ばになる見込みです。この状況を改善するため、Xboxは『Call of Duty』シリーズのように複数のスタジオが並行して開発する体制を、『Fallout』と『The Elder Scrolls』にも導入する可能性があります。Obsidian EntertainmentやinXile EntertainmentといったRPG開発に定評のあるスタジオが協力することで、6年サイクルでの新作リリースを目指し、隔年でどちらかの新作がプレイできるような体制が期待されます。
『Fallout: New Vegas 2』の可能性
ブルームバーグの報道によると、Obsidian Entertainmentの『Avowed 2』がキャンセルされ、『Fallout: New Vegas』のディレクターであるジョシュ・ソイヤー氏が未発表のプロジェクトを棚上げし、新しい『Fallout』ゲームの開発に注力するとのこと。これは、上記の開発体制変更の第一歩であり、『Fallout: New Vegas 2』のようなファン待望のタイトルが実現する可能性を示唆しています。Xboxは今後、新しいIPや小規模プロジェクトよりも、強力なフランチャイズにリソースを集中させることで、より多くの『Halo』や『Fallout』、『The Elder Scrolls』の新作をプレイヤーに届けることを目指しているようです。