22年間進化し続けるインディーゲーム『N』シリーズ最新作『N Plus Infinity Times Two』が発表! マルチプレイ特化で新たな楽しさを提供、開発者が語るインディーゲーム開発の現状とは
2026年08月08日 | #発売情報 | GamesRadar+
インディーゲーム開発スタジオMetanet Softwareは、22年もの長きにわたりプラットフォーマーゲーム『N』シリーズの開発を続けており、その最新作となる『N Plus Infinity Times Two』を発表しました。本作は、シリーズで培われてきたマルチプレイ要素を大幅に拡張し、パーティーゲームとして楽しめるよう進化を遂げています。開発者たちは、デジタルゲーム市場の激変期を乗り越えながらも、小規模なチームで情熱的にゲームを作り続けることの重要性を語っており、その哲学が最新作にも色濃く反映されているとのことです。
22年間磨き上げられた「完璧」を追求するゲームプレイ
『N』シリーズは、ミニマルな2Dプラットフォーマーで、プレイヤーは小さなニンジャを操作し、精密な慣性と空中制御を駆使してトラップだらけのステージを攻略していきます。壁を滑り降りて速度を調整したり、ジャンプの勢いを利用して大ジャンプを決めたりと、絶妙な操作感が特徴です。この繊細な操作性は、もともとシングルプレイヤーのチャレンジ要素として魅力的なものでしたが、『N Plus Infinity Times Two』では、このゲームプレイがマルチプレイヤーにおいて完璧に機能するよう拡張されました。開発者のMare Sheppard氏とRaigan Burns氏は「完璧主義がゲームの一側面」と語っており、「もう一度だけ」と何度も挑戦したくなるようなプレイサイクルが、ゲーム開発そのものにも共通しているとしています。
マルチプレイ特化で生まれ変わった新たな『N』
『N Plus Infinity Times Two』では、特にマルチプレイモードが強化されています。レースモードでは、他のプレイヤーと同時にゴールを目指すだけでなく、高速クリアでポイントを稼いだり、ロケットに変身して相手を妨害したりと、戦略的な駆け引きが楽しめます。また、ボーナスポイントとなるゴールドを回収してライバルに奪われるのを阻止することも可能です。チームタグモードでは、パートナーと協力して、ロケット変身能力を持つ無敵のハンターチームから逃げ回り、生き残った時間を競います。これらのモードは、長年の開発経験から生まれた遊び心と実験精神の表れであり、奥深いゲームプレイを提供しています。
開発を支えるカナダの資金援助
Metanet Softwareは、カナダ政府の文化支援プログラムである「Canada Media Fund」や「Ontario Creates」といった制度からの資金援助を受けています。これらのプログラムは、映画やテレビ番組だけでなく、ゲームプロジェクトにも融資を提供しており、カナダのインディーゲーム開発シーンを強力に後押ししているとのことです。Burns氏は、このような支援がなければ同社は存続できなかったと明言しており、インディー開発者が直面する資金調達の課題に対し、政府支援がいかに重要であるかを強調しています。
インディーゲーム市場の現状と課題
Burns氏は、現在のインディーゲーム市場が「最高の時代であると同時に最悪の時代」であると評しています。毎日大量のゲームがリリースされる中で、優れた作品が多く生まれる一方で、収益を上げるのが非常に困難になっているのが現状です。トップ10のゲームがほとんどの収益を上げ、それ以外の多くの開発者が苦境に立たされている「勝者総取り」の状況になっていると指摘しています。かつてのインディー開発者コミュニティにあった共有のミッション感や仲間意識、学びの機会が失われつつあることに対し、懸念を示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | プラットフォーマー、パーティーゲーム |
| 開発 | Metanet Software |
| 発売日 | 未定 |