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『ソニックアドベンチャー2』の「シティエスケープ」設計資料を公開、雪板滑走やGUNトラックとのチェイスを収録

2026年09月26日 | #ゲーム紹介 | Game Informer

『ソニックアドベンチャー2』の「シティエスケープ」設計資料を公開、雪板滑走やGUNトラックとのチェイスを収録

『ソニックアドベンチャー2』の冒頭ステージ「シティエスケープ」の設計資料が公開されました。ソニックが雪板で街を滑り降りる場面や、巨大なGUNトラックに追われる場面など、ステージの構成が紹介されています。

開発中の設計資料を公開

資料は、ロサンゼルスで開催されるソニックシリーズのアート展「35 Years of Speed: The Sonic Art Exhibit」に合わせて公開されたものです。ソニックチームが開発中に作成した資料で、ヒーローサイド最初のミッションに盛り込まれた要素を確認できます。

「シティエスケープ」は、ヘリコプターから飛び出したソニックが瓦礫を雪板代わりにして街の坂道を滑り降りる、印象的なオープニングで知られています。BGMの「Escape from the City」とともに展開するこの場面は、ドリームキャスト版が発売された2001年にも、ゲームキューブ版が発売された2002年にも、多くのプレイヤーの記憶に残りました。3Dソニックの中でも、特に優れたステージ設計の1つとして紹介されています。

11人のチームで完成させた作品

「プロジェクトGAIA 2」の仮称で開発が始まった本作は、ドリームキャストの発売時に登場した高評価作『ソニックアドベンチャー』の後を継ぐ作品でした。当時、セガは経営難に直面し、ドリームキャストの販売もプレイステーション2に大きく差をつけられていました。セガがゲーム機事業からの撤退も迫られる中、開発チームは大幅に縮小され、サンフランシスコへ移転しました。起伏のある都市を舞台にした「シティエスケープ」のデザインには、現地の街並みが強く影響しています。

ソニックチームのクリエイティブオフィサーで、本作のディレクターを務めた飯塚隆氏は、2016年のインタビューで、約120人いたチームが11人に縮小されてアメリカへ渡り、「10分の1以下の人数で、どうすれば同じゲームを作れるのか」という課題に取り組んだと振り返っています。飯塚氏は「不可能を可能にすること」を託されたと語りました。

それでもチームは約1年半で開発を終え、本作はドリームキャストを代表する人気作の1つとなりました。飯塚氏は2022年のインタビューで、少人数だったからこそ前作の良い要素を凝縮し、世界中のプレイヤーが満足できる物語とゲームを届けられたと説明しています。アートディレクターの西山宏氏も、アメリカでの暮らしから得た新しい刺激や経験をもとにアイデアを出し、チームで多くの見どころを作れたと話しました。

本作は、シャドウ・ザ・ヘッジホッグの登場や「Live and Learn」などの楽曲でも知られています。その中でも「シティエスケープ」は、作品を代表する要素の1つとして親しまれてきました。

設計資料は、ロサンゼルスのARK/8で開かれる「35 Years of Speed: The Sonic Art Exhibit」で展示されます。入場は無料ですが、参加にはEventbriteでの登録が必要です。