← 最新記事一覧

『Warhammer Survivors』はWarhammer 40,000とAge of Sigmarの2つのキャンペーンを収録

2026年10月06日 | #ゲーム紹介 | IGN

『Warhammer Survivors』はWarhammer 40,000とAge of Sigmarの2つのキャンペーンを収録

『Warhammer Survivors』は、Warhammerの世界を舞台にしたサバイバー系アクションです。試遊版では、卓上ゲームにちなんだ武器や仲間を連れて戦う仕組みが印象的でした。SteamとXboxで配信中のデモをプレイしたIGNのプレビューを紹介します。製品版は2026年11月10日発売予定です。

卓上ゲームの要素が武器やステージに

本作は、Warhammer 40,000: Boltgunを手がけたAuroch Digitalが開発・発売し、Vampire SurvivorsのPoncleと協力して制作しています。基本はVampire Survivorsに似ていますが、独自の仕組みも加わっています。Warhammer 40,000とWarhammer Age of Sigmar、それぞれのキャンペーンが収録され、キャラクターやステージ、実績なども別々に用意されています。

Warhammer 40,000側では、Boltgunの主人公マルム・カエドーを操作できます。最初は帝国の兵士が使うチェーンソードを持ち、レベルアップすると武器やパッシブ能力を獲得して強くなっていきます。ボルトガンやラスガン、上空からミサイルを降らせるウィールウィンド・バッテリーなどに加え、卓上ゲームにまつわるアイテムも登場します。

たとえば、人気の塗料「Nuln Oil」は、敵の集団に油を浴びせる武器として登場します。油を浴びた敵は炎に弱くなるため、卓上ホビーにちなんだ要素が戦闘にも影響します。また、卓上ゲームで使うサイコロを元にした「D6 Dice」は、画面外から巨大なサイコロが飛んできて、出た目に応じて爆発します。

ステージには作業台の上で戦う「Hobby Table」があり、色の組み合わせによってキャラクターを解放する「Paint Pot」システムもあります。こうした要素は世界観に自然に溶け込み、遊びにも結びついていると、プレビューでは評価されています。

仲間を集めて戦場を進む

Vampire Survivorsでは基本的に1人で敵の大群と戦いますが、本作ではWarhammerのキャラクターを仲間として連れていけます。キャラクターが通常使う武器を選ぶと、その武器に対応した仲間が加わります。Vampire Survivorsの「Ode to Castlevania」DLCに登場した仲間システムに近い仕組みです。

マルム・カエドーで遊んだ際は、マップ上で敵に囲まれていたトルーパーのバルトシュ・コズウォフスキを救出し、ラスガンを選んで仲間に加えられました。バルトシュはプレイヤーの後をついてきて、近くの敵にレーザー弾を撃ちます。武器のレベルを上げると、アストラ・ミリタルムの兵士も仲間に加わります。毎回の戦いで仲間を集める楽しさは、Mass Effect 2を少し思い起こさせたそうです。

1回のプレイ時間は5分ほどから20分以上までさまざまで、道中にはキャラクターの救出などの目標があります。マップ上の「?」マークをたどると、バルトシュや「The Legend of Catachan」などを見つけられます。後者はウォリアーに囲まれており、近くの敵を強化するシナプス・エミッターも使ってくるため、デモで最も手ごわい挑戦だったとのことです。解放時には「戦闘に参加!」と表示され、達成感があったといいます。

そのほかにも武器やパッシブ能力などを解放する目標があり、1回のプレイで5つ以上が一気に解放されることもありました。一方、試遊を数時間続け、キャラクター2人を救出して目標の大半を達成したころには、単調さも感じ始めたそうです。The Legend of Catachanを解放するために北東へ約2分歩く必要があり、何度も挑戦すると、序盤の移動速度の遅さと弱さが気になりました。製品版には40人以上のキャラクター、75種類以上の武器、15以上のステージ、数多くの目標が用意される予定です。

Age of Sigmarではスケイヴンの大群と対決

Warhammer Age of Sigmar側では、残忍なスケイヴンが敵として登場します。キャンペーンの基本的な遊び方は同じですが、新しい世界で一から解放要素を集められます。敵の大群が押し寄せる中、ときおりネズミの大群「Vermintide」が横一列に襲いかかり、動きに合わせて立ち回りを変える必要がありました。敵の列を縫うように進む展開は、弾幕シューティングらしさを感じさせたそうです。

デモで最も良い結果が出たのは、ネイヴ・ブラックタロンでのプレイでした。強敵を倒すと手に入る宝箱の中身はランダムですが、武器やパッシブ能力を最大5つ強化できることがあります。強化を進めれば、武器の進化にも近づきます。ネイヴのテンペスト・アックスは、移動速度を上げるパッシブ能力「Sabaton」を解放して育てると、雷をまとった「Whirlwind Axes」に進化します。進化後は大きく強くなった感覚があるとのことです。

ただし、どの武器とパッシブ能力が組み合わさるのかは、調べるか運よく見つけるまで分かりにくい点が気になったそうです。組み合わせの発見は長く戦ううえで重要なため、初めて遊ぶ人には大きな壁になる可能性があります。試行錯誤そのものは楽しめるものの、組み合わせが分かるまでの導入は改善してほしいという評価です。Vampire Survivorsでも同じ点が気になり、面白さが分かる前に離れそうになったと振り返っています。

Warhammerファン向けの手応え

デモでは、ノルン・エミッサリーなどの強敵「Extremis Bosses」も登場します。短い間、敵の攻勢が激しくなり、弾幕天国が弾幕地獄へと変わります。また、レリックを使うとゲームモードを解放でき、経験値を多く得られる高速モードや、さらに難度の高いモードも用意されています。

プレビューでは、本作は画期的な新作というわけではないものの、原作の要素を遊びに結びつける工夫があると評価されています。Vampire Survivorsが合わなかった人を取り込むほどではないかもしれませんが、Warhammerファンにはぜひ遊んでほしい作品とのことです。デモの時点ではまだ物足りない部分もありつつ、あと1回だけとつい遊び続けたくなる魅力を感じたそうです。