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『El Paso, Elsewhere 2』の無料デモが配信開始、製品版は2027年発売予定

2026年10月15日 | #発売情報 | Polygon

『El Paso, Elsewhere 2』の無料デモが配信開始、製品版は2027年発売予定

Strange Scaffoldは、『El Paso, Elsewhere 2』の無料PCデモをSteamで配信しました。製品版は2027年にWindows PCとXbox Series X向けに発売予定です。

舞台を広げ、戦闘に新たな要素を追加

物語は前作から数年後。吸血鬼ハンターのジェームズ・サベージは、元恋人による邪悪な儀式を阻止した後も、依存症の問題と向き合ってきました。今作では回復のために薬を飲む必要がなくなった一方、信頼していた人物に裏切られ、生き埋めにされたうえ、怪物がはびこる「ヴォイド」へ送り込まれます。

前作のローポリゴン表現は引き継がれます。ディレクターのXalavier Nelson Jr.氏によると、既存の素材を組み替えて新しいゲームを作っていたPlayStation 2時代への敬意を込めたものです。一方、前作で不具合が多かったサベージのトレンチコートは、技術上の理由で登場しません。ネルソン氏は冗談めかして「地獄で安らかに眠ってほしい」と語っています。

モンスターを撃ち、スローモーションの「バレットタイム」を使って飛び込み攻撃を仕掛ける基本は健在です。ただし、舞台は安宿の狭い廊下から、動き回れる広い沼地へと広がりました。吸血鬼のような二段ジャンプも加わり、空を飛ぶガーゴイルとの戦いでは高低差を活用できます。ネルソン氏は、前作をDoom、本作をQuakeになぞらえています。

敵の種類も増え、ゾンビや大鍋をかき混ぜる魔女、マフィア風の吸血鬼などが登場します。Castlevaniaから影響を受けたほか、廃れた町での緊迫した銃撃戦はResident Evil 4を参考にしたとネルソン氏は説明しています。

サベージの武器には、杭を撃ち出すよう改造されたトンプソン・サブマシンガンなどが加わります。開発チームは、プレイヤーが装備を幅広く使うようにしたいと考えています。回復方法も変わり、サベージはガラスの杭を使ってモンスターを「カプリサン」に変え、回復に利用します。

各ステージに新しい仕掛けを盛り込む

前作は全50ステージでしたが、今作は20ステージに絞られます。ネルソン氏によると、同じような銃撃戦を重ねるのではなく、各ステージに何か新しいアイデアを盛り込むことを目指しています。

前作はスタジオにとって最後の作品になりかねない、起死回生を懸けたゲームだったとネルソン氏は振り返ります。続編を作れば、チームが進めていたほかの企画が続けられなくなると考え、当初は続編の構想を断念する必要があると見ていました。その後、パブリッシャーのFrosty Popとの長期的な協業によって続編の実現につながり、今作はより焦点を絞った作品を目指しています。

Pill Copの物語も続く

前作の架空のラジオ番組で、Max Payneのような苦悩を抱えた刑事の物語を風刺していたPill Copも再登場します。今作では、ビルの縁で起きた古典的な人質事件に直面します。ネルソン氏は風刺の効いた話に仕上げるのに苦労したものの、やがて「ヴィクトリア朝時代の孤児」というアイデアを思いついたと語っています。