CD Projekt REDの完全新規IP「Project Hadar」、世界観の構築が完了しプロトタイプ制作と試験段階へ
2026年10月16日 | #アップデート | Polygon
CD Projekt RED(CDPR)が開発中の新規IP「Project Hadar」について、同社CEOのMichał Nowakowski氏が、世界観を固める段階を終えたと明らかにしました。チームはすでにゲーム本体の作業に着手しているものの、プリプロダクションには入っていないとのことです。
「世界観の構築」が完了
Project Hadarは、CDPRが社内で開発している完全新規のIPです。約4年前に発表された際、同社は「Hadarは第3の完全に独立したIPのコードネームで、CDPR内でゼロから作られている。プロジェクトは創作プロセスの最初期にあり、まだゲームを開発しているわけではなく、この新しい世界設定の土台作りだけに取り組んでいる」と説明していました。
今回、ポーランドのメディアBiznes Papのインタビューに応じたNowakowski氏は、発表以来初めてとなる具体的な進捗を語りました。同氏は「これまでで最大の取り組みで、数年を要しましたが、現時点でこの世界と主要な要素について一貫したビジョンがあると言えます」とコメントしています。さらに「チームはゲームの作業を始めましたが、まだプリプロダクションには入っていません」と述べました。
現在は小規模なプロトタイプが作られており、ゲームプレイ要素のテストも行われているとのことです。発売までにはまだ数年かかるとみられますが、世界設定は固まりつつあるようです。なお、アンドレイ・サプコフスキ氏の『ウィッチャー』シリーズや、マイク・ポンスミス氏のTRPG『サイバーパンク』を題材にしてきた同社にとって、初のオリジナルIPとなります。
CDPRのほかの開発中タイトル
CDPRは現在、複数のタイトルを並行して進めています。次の大型リリースは『ウィッチャー3 ワイルドハント』の拡張「Songs of the Past」で、2027年中に登場予定です。2016年の「Blood and Wine」以来、10年以上ぶりの拡張となります。これに先立ち、『ウィッチャー3』はPCとコンソール向けにリマスター版が配信されています。
発売年が示されているもう1本は『ウィッチャー4』で、2028年を予定しています。ゲラルトの養女であるシリを主人公に、モンスターハンターとしての役目を引き継ぐ物語が描かれます。
『ウィッチャー4』は、6年間でウィッチャーの3部作を展開するという同社の計画の第1弾です。等間隔で発売されれば『ウィッチャー5』は2031年、『ウィッチャー6』は2034年となる計算ですが、近年のAAAタイトルの開発期間の長さを踏まえると、実現は容易ではないと原文は指摘しています。このほか同社は、初代『ウィッチャー』のリメイク、『サイバーパンク2077』の続編、マルチプレイヤーのウィッチャー作品も発表済みです。