Paradox Interactiveより2025年11月4日に発売される、PCに対応したグランドストラテジーシミュレーション『Europa Universalis V』のメディアレビュー総まとめページです。
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ゲーム発売日の前後に公開されます。
レビュー掲載から一定期間の間にスコア評価とレビュー内容を掲載します。
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『Europa Universalis V』は、前作から12年ぶりの新作として、シリーズの集大成かつ史上最高のグランドストラテジーを目指した、極めて野心的な作品として位置づけられています。本作は、歴史的な正確さよりもプレイヤーの決断が歴史を形作る「歴史的可能性」に焦点を当てており、プレイヤーは1337年から始まる約500年の間、数百存在する国家の中から一つを選び、自らの手で歴史を動かしていくことになります。
この野心的な目標を支えるのが、シリーズで初めて導入されたPOP(人口)の概念です。国民は階級、文化、宗教によって分類され、それぞれの満足度や資産が国家の安定に直接影響します。プレイヤーは、権力を持つ「階級」に特権を与えるなどして、複雑な国内情勢を管理する必要があります。加えて、交易や軍事システムも刷新され、市場は常に変動し、軍隊は徴用兵から常備軍へと時代に合わせて進化させていくことが求められます。これらの複雑なシステムに対し、開発側は税率や生産品などの細かな管理をAIに任せられる自動化機能を導入しており、プレイヤーはより大きな戦略的判断に集中できると説明しています。
具体例として、本作の広大な規模は、約2000の文化と300以上の宗教が収録されている点に表れています。また、日本市場を重視していることも公言されており、ゲーム開始時点の日本は南北朝時代が舞台となります。マップは詳細に再現され、足利幕府や後醍醐天皇の南朝、さらには北条時行といった歴史上の人物も登場し、その家系図までデータ化されていることが報告されています。一方で、東京ゲームショウ2025で公開された試遊版では、日本語表示に一部不自然な点が見られましたが、製品版では修正される予定です。
結論として、『Europa Universalis V』は、POPシステムをはじめとする多数の新要素を導入し、これまでにない規模と選択の自由度を持つサンドボックス体験の提供を目指しています。過去のシリーズ作品の発売状況から、一部のファンからはコンテンツ量や完成度を懸念する声も上がっていますが、開発者は本作が前作を大きく超える作品になると自信を示しており、その壮大な構想が製品版でどのように実現されるかが注目されます。
製品情報
項目 | 概要 |
---|---|
タイトル (日本語) | Europa Universalis V |
タイトル (英語) | Europa Universalis V |
ジャンル | グランドストラテジー,シミュレーション,ストラテジー |
開発元 (Developer) | Paradox Tinto |
販売元 (Publisher) | Paradox Interactive |
発売日 | 2025年11月4日 |
プラットフォーム | PC |
プレイ人数 | 1人 (シングルプレイヤー), マルチプレイヤー (オンラインCo-op/PvP) |
日本語(インターフェース) | 対応 |
日本語(字幕) | 対応 |