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PS5の9月注目作5本が登場 今季のゲーム賞をにぎわせる候補に

2026年09月01日 | #ゲーム #発売 | Polygon

PS5の9月注目作5本が登場 今季のゲーム賞をにぎわせる候補に

『Grand Theft Auto 6』の11月発売に注目が集まる一方、PS5では9月だけで大型タイトルが相次いで登場します。中世オープンワールドRPGからマーベル作品、ホラーアドベンチャーまで方向性はさまざまですが、いずれも今後のゲーム賞シーズンで話題になる可能性を持つ作品です。ここでは、9月に発売される5本の注目作を紹介します。

9月上旬を飾る2本の大型アクション

9月3日には、Rebel Wolvesの『The Blood of Dawnwalker』が発売されます。同スタジオは『The Witcher 3』のゲームディレクターだったKonrad Tomazkiewicz氏が共同設立した開発会社です。本作は中世を舞台にしたオープンワールドRPGですが、プレイヤーが操作するのは怪物を狩る人物ではなく、吸血鬼へと変貌した主人公Coenです。

Coenは手に入れた力と血への渇望を自ら制御するのか、それとも欲望に支配されるのかを決断することになります。昼夜のサイクルとゲーム内の時間制限が用意されており、行動や選択には時間的な重みが生まれます。1回のプレイですべての要素を体験できない設計も特徴で、プレイヤーの決断によって展開が変わる作品として注目されています。

翌9月4日には、カプコンの新作『Onimusha: Way of the Sword』が発売されます。『鬼武者』シリーズのメインライン作品としては約20年ぶりの新作ですが、過去作をプレイしていなくても本作のアクションや物語を楽しめるとされています。舞台は江戸時代の京都で、刀による受け流しや斬撃を駆使しながら、さまざまな怪物と戦います。

敵を倒した後は、意思を持つ籠手で敵の魂を吸収することも可能です。カプコンは2026年に『Resident Evil Requiem』や『Pragmata』を送り出しており、本作が同社の好調をさらに押し上げるタイトルになるのかも焦点となります。PolygonのGiovanni Colantonio氏は、本作のプレビューで、アクションの質が保たれればカプコンの勢いは続くとの見方を示しています。

マーベル作品と異色の続編

9月15日には、Insomniac Gamesが手がける『Marvel's Wolverine』が発売されます。ウルヴァリンを主役にした新たなマーベル作品で、激しい暴力描写や流血表現、Jean Greyへの思いが大きな要素になるとされています。発売前から、オンライン上では本作に関する議論が活発になっており、ソニーが2028年に新作ゲームのディスク生産を終了する方針を決めたことへの反発とも結び付いて話題になっています。

一方で、公開された複数のプレビューでは、作品の方向性について慎重な見方も出ています。PolygonのOli Welsh氏は、作品が無駄に膨張した大作ではなく、比較的引き締まった内容に感じられる点を評価しました。そのうえで、各部屋で手下を斬り続ける展開だけで、期待される物語が終盤までプレイヤーの関心を維持できるのか疑問を呈しています。発売前の注目度が高いだけに、アクションとストーリーの両面で期待に応えられるかが重要になりそうです。

9月24日には、Remedy Entertainmentの『Control Resonant』も発売されます。2019年の『Control』に続く作品ですが、舞台や戦闘の仕組みは大きく方向転換しています。主人公は前作の主人公の兄弟であるDylan Fadenとなり、陰鬱なオフィスビルではなく、怪物に覆われた別の姿のマンハッタンを探索します。

戦闘も前作のような三人称視点の射撃を中心とするのではなく、近接攻撃による斬り合いを重視した内容になります。シリーズの設定を引き継ぎながらも、舞台とゲームプレイを大きく作り替えた続編であり、Remedyらしい大胆さや奇妙さをどのように打ち出すのかが見どころです。

9月24日に発売される新たなホラー

同じ9月24日には、ホラーアドベンチャー『Silent Hill: Townfall』も発売されます。『Silent Hill f』が1960年代の日本にある小さな町を舞台にしたのに対し、本作は1996年のスコットランドの島を舞台にします。視点は一人称で、島内に存在する不安定な電波を、携帯型のCRTテレビを使って受信する仕組みが登場します。

受信した信号は、パズルのヒントや探索時のナビゲーションに関係します。単に映像を見て恐怖を味わうだけでなく、電波を調整して情報を得る行為そのものが進行に組み込まれている点が特徴です。PolygonのJen Glennon氏はプレビューで、冒頭から現実感を揺さぶるシュールな演出によって緊張感が高まり、その後も常に不意打ちを警戒する状態が続いたと評価しています。暗い場所でのプレイでは、恐怖演出をより強く感じることになりそうです。

9月はこの5本が短い期間に集中して発売されます。吸血鬼としての選択、刀と魂をめぐる戦闘、ウルヴァリンの近接アクション、マンハッタンを舞台にした異色の続編、そしてスコットランドの島で電波を探るホラーと、作品ごとに注目点は大きく異なります。年末のゲーム賞をめぐる話題が本格化する前に、PS5向けの有力候補が一気に登場する月となります。