Blizzard、Xboxの最新人員削減では対象外と報道されるも追加削減の懸念は継続
2026年09月22日 | #噂・リーク | Eurogamer
Blizzardで近く大規模な人員削減が行われるとの報道が出た直後、Xboxの最新の削減対象に同社は含まれていないようだと伝えられました。大型発表が相次いだBlizzCon 2026や、好調とみられるWorld of Warcraft: Foreverのベータテストの直後だけに、発表と組織再編の関係が注目されています。ただし、今後の削減が完全に否定されたわけではありません。
最新のXbox削減でBlizzardは対象外か
最新情報によると、今回のXboxの人員削減では合計268人が職を失い、複数のスタジオで閉鎖や大幅な縮小、統合が実施されました。英国のNinja Theoryは閉鎖され、Halo Studiosは規模を縮小したうえで、Haloの開発はActivisionに移管されています。ObsidianはBethesdaの一部となり、PlaygroundとTurn 10は1つのスタジオに統合され、RareもActivisionの一部になったとされています。
一方、現時点ではBlizzardがこの最新の削減に含まれている形跡はないとのことです。BlizzardはXboxによる前回の削減も乗り切ったように見え、その後にはXboxの「最も好調な」スタジオと説明されたこともありました。しかし、今回の報道だけで今後も削減を免れると判断することはできません。
「削減は差し迫っている」との指摘
Blizzardの人員削減が近いとの情報を伝えたのは、Bloombergの記者Jason Schreier氏です。Blizzardの歴史を扱った著書を持ち、同社関係者への取材を重ねてきた人物で、8-4 Podcastの最近のエピソードで、Blizzardの削減について「来るのは確実で、差し迫っている」と語ったとしています。情報はResetEra経由で報じられました。
この発言の背景には、MicrosoftがXbox部門で計3200人を削減する方針を示していたことがあります。年初の発表では1600人をただちに削減し、残る1600人についても後から削減するとしていました。今回の最新の削減が予想されていた第2波にあたるとみられるなか、Blizzardにも影響が及ぶ可能性が改めて取り沙汰されています。
Schreier氏によれば、Blizzardでの削減は7月に始まり、関係者がその情報を知ったのは6月だったとのことです。ただし、最新の情報ではBlizzardが削減対象から外れているように見えるため、「差し迫っている」とされた削減がすでに実施されたのか、別の削減が予定されているのかは明らかになっていません。
BlizzConの発表は削減対策ではないとの見方
BlizzCon 2026では、Diablo 5、新たなStarCraftのオープンワールドシューター、新作World of Warcraft、Warcraft 3の新キャンペーンなど、多数のタイトルが発表されました。なかにはDiablo 5のように、発売時期が2030年まで先に設定されているものもあります。これほど多くの新作を発表したのは、削減が迫っていたためではないかという見方が出ていました。
しかしSchreier氏は、その推測を否定しています。BlizzConの内容は少なくとも1年前から準備されており、StarCraftの新作もAsha Sharma氏がBlizzardを率いる前から発表する計画だったと説明しました。新作の遠い発売時期についても、計画自体は以前から社内に存在していたものの、今回は予定を公表しただけだとしています。
同氏は、Blizzardが過去にDiablo 4とOverwatch 2の発売時期を約束しながら延期を繰り返し、その結果としてActivision時代にコスト削減などの圧力を受けたと指摘しています。今回の長期的な発売予定は、発表後に延期するのではなく、実際に予定どおり出荷するための規律を示す試みだという見方です。また、Blizzard社長のJohanna Faries氏にはこの分野で大きな裁量があり、BlizzConの発表はMicrosoft主導の削減対策ではないとも述べています。