大量解雇が続くXbox、ナデラCEOは組織の「効率化」を歓迎
2026年09月26日 | #その他 | GamesRadar+
Microsoftのサティア・ナデラCEOは、数千人の解雇やゲームの開発中止、スタジオの閉鎖・統合が進む『Xbox』について、組織の「スリム化は素晴らしい」と述べました。緊急の再編計画が75%まで進むなかでの発言です。
ナデラCEOが語るXboxの展望
ナデラCEOは、Xboxが保有する知的財産(IP)やスタジオについて「今あるIPにはとても満足しています。スタジオやIPのラインアップを見ても、今後すばらしいゲームを生み出せる力があると感じています」と話しました。
さらに、新たなXbox CEOであるAsha Sharma氏とチームが進める組織のスリム化について、「素晴らしいことだと思います」と評価しました。
今後の課題として挙げたのは、より多くの人にゲームを届けるための「持続可能なビジネスモデル」を作ることです。ナデラCEOは、PCとXboxの両方で優れたパブリッシャー、プラットフォーム提供者になることが目標だと説明しました。また、Asha氏のチームは次の会計年度にXboxを成長軌道へ戻す計画を進めており、その過程で優れたゲームを作ると述べています。
再編への評価と残る疑問
記事は、MinecraftやActivision Blizzardの作品群を抱えるXboxのIPと開発力に期待できるというナデラCEOの見方を紹介する一方、発言がスタジオの解体や数千人の生活への影響を「スリム化」と表現していると批判しています。買収前には順調だったスタジオまで閉鎖が続いている、というのが記事筆者の見解です。
また、ナデラCEOは新たなビジネスモデルの具体像や、長年成功してきた他社の戦略とどう異なるのかには触れませんでした。記事筆者は、発言にあるのは大規模な事業再編への軽い言及ばかりで、NBAのコーチが「優れた選手と、より多くの得点で勝つ」と説明するようなものだと評しています。ナデラCEOは近年、Xboxよりも生成AIに関心を向けているように見える、とも指摘しました。
記事は、Xboxの苦境と選択肢を考える材料として、Microsoftに16年間在籍し、Xboxの立ち上げにも関わったJohn Kimmich氏の分析を挙げています。同氏らの見方では、ナデラCEOの考え方自体が問題の一部かもしれません。プラットフォーム事業かパブリッシャー事業のどちらかを適切に運営できていないなら、両方を担うのは難しいという指摘です。
記事末尾では、id Softwareの従業員の発言として、Xbox内部で具体的に伝えられているのは「より高い利益を、今すぐ求めている」ということだけだと紹介しています。