ウェイストランド2の戦闘は主に銃と殴りで進めることになります。いくつか特徴的な戦闘方法もあるので、それを踏まえて基本的な戦闘方法を書きます。
戦闘開始の準備
戦闘へ入る前に気をつけることがあります。
まずはリロードの癖をつけよう!
銃火器装備は攻撃に弾を消費します。マガジン内の弾を打ち尽くすとリロードアクションが必要になります。もし戦闘中の場合はリロードでAPを消費するので攻撃1回分が無駄に・・・。戦闘開始まえにリロードをする癖をつけましょう。
敵の位置を確認してレンジャーのポジションを決める
右スティック押し込みで遠方へカメラを動かすことができます。新たなエリアへ侵入するときは慎重に進むようにしなければ敵に囲まれたり、味方が密集しすぎて動けなくなるなんてことも。
まずは敵が潜んでいそうな場所へカメラを動かして偵察しましょう。
敵を発見したら左スティック押し込みでキャラをソロで動かしてカバーアクションがとれる箱やカベへ配置しましょう。周りに何もない場合は下カーソルでしゃがみ込みさせましょう。
先制攻撃をする
敵に気づかれていないときは遠方からR2で戦闘アクションを開いて攻撃が可能です。アクションメニューの上の『攻撃』を選択した状態でL1/R1でターゲットを切り替えられます。ターゲットを決めたら×ボタンで射撃。
遮蔽物・高低差を利用して優位な位置取りがキモ
箱やカベなど遮蔽物へ隣接することでカバーアクションを行います。カバーに入ることで『回避率+50%、命中+10%』の補正がかかり、敵も率先してカバーに入ります。全体的に武器の命中率が低いためカバーできるかできないかで戦局は大きく変わるでしょう。
銃の弾はオブジェクト関係なしに貫通する
カベやその他オブジェクトがターゲットの間にあっても射撃することができます。目の前に壁があるから・・・と油断していると遠方から狙撃されます。視界が取れない場合もありますが、オブジェクトの多くは攻撃の阻害になりません。カバーに入っているかどうかが重要になります。
接近キャラもカバー補正がかかる
ブラントウェポン等の接近戦用の武器もカバーに入ることで命中率がアップします。カバー中の敵を攻撃するときは隣接する遮蔽物へカバーへ入るように移動して攻撃しましょう。
カバー相手は裏へ回ると命中率がアップする
正面にいるとカバー相手への攻撃は非常に命中しにくいです。その場合は少しでも遮蔽物からターゲットが見える位置へ移動しましょう。かなり命中率が変わってきます。プレイヤー側も同じ条件なので、敵との間に遮蔽物をはさめば安全に移動できます。
遮蔽物は壊せるものがある
木箱など壊せるものがあります。カバー中だとカバー補正がなくなります。
高台からの攻撃
高い位置にいるだけでかなり優位に立てます。下からだと射角が取れない場合があるからです。高台にいる敵がいたらスナイパーライフルなどで優先的に倒しましょう。
銃火器による長距離攻撃と接近攻撃
ターンがまわってきたら左スティックおよびL1/R1で攻撃対象を選択して×ボタンで攻撃を行います。銃火器は武器毎に最適射程が設けられていて、距離によって命中率が変動します。近接攻撃は隣接または斜めから攻撃可能です。射撃武器に関してはリロード/弾づまり解消などのAPアクションが必要にいなる場面もあります。
行動キャラの周りにある地面の色の意味
ブルーの地面
攻撃APが残っている移動範囲です。青地面内であれば最低1回の攻撃が可能になります。
オレンジの地面
移動できる最大の距離です。黄色地面へ移動すると攻撃するためのAPは残りません。
攻撃武器の見方
行動AP
この数値分だけ行動できます。ややこしいが+1と書かれた分はすでに行動APに入っているので9+1ではなくAP9です。行動APは余った分のうち2APまで次のターンへ持ち越せます。
武器1回分のAP消費は武器画像横の★の数です。
移動、リロード、弾づまり解消、回復など全ての行動でAPを消費しますが『武器チェンジ』に関してはAP0で可能です。また、1APで移動できる距離は『戦闘速度』でかわります。
最適射程
緑と赤のグラデーション部分が最適射程の目安です。もっとも緑の部分に敵がいれば最大命中率。武器によってこのグラデーションは変わります。なお、攻撃力はかわりません。
アーマー貫通
ざっと説明すると敵のアーマー値より貫通力がある武器なら100%のダメージを与えます。敵アーマー5にアーマー貫通2の武器で攻撃するとアーマー値は3になるので、武器ダメージは70%になります。アーマー値1は武器ダメージを10%軽減する感じです。
エナジーウェポンはこのアーマー値を無視します。
特殊なヘビーウェポン
1回使い切りのヘビーウェポンが存在します。ロケットランチャーやTNTなどの爆弾、手榴弾もヘビーウェポンに含まれます。ダメージが高く範囲攻撃ができますが非常に高価です。序盤は手が出ません。
特殊なヘビーウェポンのもう一つの特徴として、進路を塞いでいる障害物を破壊することが可能です。
戦闘アクションを利用して戦局を優位に
行動ターン中にR2で戦闘アクションを選択できます。戦闘アクションは完全に武器依存になっており、武器によって使えるアクションが限られます。
アクションメニュー | |
攻撃 | 通常攻撃。メニューを開かなくても×ボタンで可能 |
---|---|
精密攻撃 | 頭部など部位破壊。命中率がかなり下がるがデバフを与える |
バースト | 複数弾を撃つがAPが増える |
フルオート | 乱射 |
アンブッシュ | 待機攻撃。射程内に敵が入ると自動で攻撃する |
リロード | 弾込/弾づまり解消。AP消費する。□ボタンでも可能 |
武器切り替え | メイン/サブを持ち替える。□ボタン長押しでも可能 |
中でもアンブッシュは序盤から非常に役立ちます。戦闘開始直後は敵との距離がありすぎて攻撃が届かない場合が多く、そんなときはアンブッシュで待ち構えます。
後半に命中力が確保できるようになったらバースト攻撃も優秀です。
味方の回復・蘇生を忘れないように
ウェイストランド2の回復事情として回復専用のスキルを持っているキャラしか回復アイテムを使用できません。外科医(外傷・蘇生)と看護師(HP回復・状態治療)が治療スキルになります。
蘇生・回復の方法
外科医・看護師スキルを修得しているキャラのターンのときにL2でアクションメニューを開きます。左側が外科医スキルで、右側が看護師スキルになります。スキル使用に必要なアイテムを本人が持っていない場合は選択できないので注意。また鎮痛剤に関しては看護師スキルが無くても使用可能です。
治療対象の選択
回復させるターゲットの選択が少し面倒です。
HP回復の例として
- L2でアクションメニュー表示
- 左スティックで看護師を選択(×ボタンは押さない)
- L1/R1で回復させる味方を選択
- ×ボタンで使用できるアイテム一覧を表示
- アイテムを×ボタンで使用する
とややこしいです。
重要なのは回復対象を選択するのはL2でアクションメニューを開いてすぐということ。画面上部に「L1/R1 PCから選択」と出ています。看護師を×ボタンで選択してしまうとターゲットを変えれません。日本では消費アイテムを選択してからターゲットを選ぶ流れに慣れているので違和感を感じるかもしれません。