Steam Machine用「Companion Cube」エンクロージャー、Valveからの無許可開発によりDbrandが製造中止を発表、購入者には全額返金対応へ
ゲーミングアクセサリーのDbrandは、ファンから大きな注目を集めていたSteam Machine用の「Companion Cube」エンクロージャーの製造を中止すると発表しました。これは、Valveからの許可を得ずに開発を進めていたことが原因とのことです。Dbrandは公式Redditにて、今回の経緯とファンへの謝罪を表明しています。既に購入者への返金手続きは開始されており、今週末までに返金が確認できない場合は問い合わせるよう呼びかけています。
無許可開発が招いた悲劇
今回のキャンセルは、DbrandがSteam Machine用のCompanion Cubeエンクロージャーを開発する際、Valveに許可を取っていなかったことが原因とされています。Dbrandは「Valveに許可を求めることなく、アイデアを形にしてしまった」と説明しており、この決定を後悔していると述べています。昨年11月12日にValveがSteam Machineを発表した際、DbrandはCompanion Cubeエンクロージャーのコンセプトレンダリングとサインアップページを公開し、大きな話題を呼びました。しかし、Valveからの正式な許可は得られていなかったとのことです。
開発チームの情熱が結実せず
Dbrandは、このSteam Machine Companion Cubeに「魂を注ぎ込み、何千時間もかけて」開発を進めてきたと語っています。まるで『Portal』の世界から飛び出してきたかのような製品を目指し、Valveのデバイスに完璧にフィットするよう何度も再設計を重ねたとのことです。さらに、利益度外視で「Poverty Cube」と呼ばれる代替品を販売することも検討していたほど、開発チーム全体にとって情熱を注いだプロジェクトだったと明かしています。しかし、「作ったものに誇りを持っていたとしても、それを作る権利があったわけではない」とDbrandは述べています。注文開始後、同社で2番目に売れた製品となるほどの人気を博しましたが、Valveからの連絡を受け、Companion CubeがValveの知的財産であり、Dbrandがライセンスを持っていないことが指摘されました。Dbrandは製品ページの削除とプロモーション動画の公開中止を求められ、これに対し、ライセンスを取得してプロジェクトを継続できないか打診しましたが、Valveからは「ノー」という回答だったとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売中止製品 | Steam Machine Companion Cube |
| 理由 | Valveからの無許可開発 |
| 対応 | 全額返金 |