PlayStationが2028年1月より新作ゲームのパッケージ版生産を終了、PSP Goで先行したソニーのデジタル戦略が再び転換期を迎える
2026年07月02日 | #ゲーム #発売 | Polygon
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2028年1月以降に発売されるPlayStation用新作ゲームについて、パッケージ版の生産を終了し、デジタル版のみでの提供に移行すると発表しました。この決定は、デジタルメディアへの移行が加速する消費者トレンドに対応するためとしていますが、パッケージ版を愛用するユーザーからは懸念の声も上がっています。ソニーが過去にデジタル化への大胆な一歩を踏み出したのは、今から約20年近く前のPSP Goが最初でした。
デジタルシフトの先駆け、PSP Goの挑戦
2009年10月に発売されたPSP Goは、従来のPSPから軽量化・小型化されたモデルでした。最大の特徴は、UMDスロットを廃止し、ゲームをPlayStation Storeからのダウンロード販売に一本化した点です。これにより、物理メディアを持ち運ぶ必要がなくなり、より手軽にゲームを楽しめるようになりました。また、Bluetoothに対応したことで、SixaxisやDUALSHOCK 3コントローラーでのプレイが可能になり、専用クレードルを使えばテレビ画面での出力も実現。当時にしては画期的な機能を備えており、そのコンセプトは後のNintendo Switchにも通じるものがありました。
ユーザーの所有欲とデジタル移行の課題
PSP Goは、物理メディアの有無という点で、ユーザーの賛否を分けることになりました。一部のユーザーは、パッケージ版を所有することに安心感を覚えています。これは、サーバーの停止やアカウントへのアクセス喪失といった事態に備え、手元に「所有物」として残るメディアを好むためです。過去には、マイクロソフトがXbox Oneでデジタルシフトを試みた際、ソニーがパッケージ版のメリットを強調する動画を公開したこともありました。しかし、今回の発表は、ソニーが改めてデジタル配信の価値を強く認識し、その方向に舵を切ったことを示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パッケージ版生産終了時期 | 2028年1月以降の新作ゲーム |
| PSP Go発売日 | 2009年10月 |
| PSP Go生産終了日 | 2011年4月 |