ソニー・インタラクティブエンタテインメントが「PlayStation=リビングルーム」のイメージを打破!PC周辺機器販売で新たなゲーム体験を提供、デジタル移行と旧世代ストア閉鎖も発表し、次世代機には携帯機も視野に
2026年07月02日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | GamesRadar+
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStationが「リビングルームで遊ぶもの」というイメージを払拭し、より多くのユーザーにリーチするため、新たな戦略を打ち出しています。PCゲーム市場の成長を認識しつつも、単にPCにゲームを移植するのではなく、モニターやスピーカーといったPC周辺機器の販売を通じて、多様なゲーム体験を提供していく方針を示しました。これは、コンソールゲーム機の魅力を維持しつつ、ユーザーの利用シーンを広げることを目的としているようです。
PlayStationの新たな戦略:PC周辺機器でゲーム体験を拡張
SIEの社長兼CEOである西野英昭氏、スタジオビジネスCEOのハーメン・ハルスト氏、ファイナンス・コーポレートディベロップメント担当上級副社長のリン・アザー氏によるQ&Aセッションでは、コロナ禍でPCゲームに移行したユーザーをどのように惹きつけるかという問いに対し、PlayStationが長年「リビングルームでのプレイ」というイメージと強く結びついてきたことを認めています。しかし、近年、個人的なモニターを使用するユーザーが世界的に増加していることに注目し、これに対応するため、モニターやスピーカーといった周辺機器の販売を通じて、「PlayStation=リビングルーム」という固定観念を打ち破り、利用シーンを広げていくとしています。次世代プラットフォームでは、単にPCの代替としてではなく、技術的な進化だけでなく、利用スタイルの拡大を通じて、リビングルームを超えて自然に楽しめるシームレスな体験を提供することを目指しているとのことです。
コンソール体験の価値とデジタル化への移行
SIEは、クリエイターがリーチを最大化するためにPCなど他のプラットフォームへの展開を望む一方で、SIEとしてはより広い視点から全体的な価値を最適化する必要があると考えています。コンソールの魅力を保護することが、PC戦略の見直しにおける主要な動機の一つとされており、同社独自のデバイスの価値は「ハードウェア自体ではなく、体験にある」と強調しています。PlayStationハードウェアはコンテンツへのシームレスで即時的なアクセスを提供するのに対し、汎用デバイスではゲームプレイの前に複数のレイヤーが存在すると説明しています。また、エコシステムの価値のほとんどはサードパーティパブリッシャーによって推進されており、これは真のデジタルプラットフォームビジネスへの移行を支持するとともに、モバイルやPCといったコンソール以外の機会も存在すると認識しつつ、自社のハードウェアエコシステムに制約されないよう慎重に進めていくとしています。今後5年間で拡大の可能性を見込んでいるとのことです。
ライブサービスゲームの多角展開
ソニーがPCからの撤退を検討しているという報道の中で、ライブサービスゲームについては例外とされており、主要なシングルプレイヤーゲームがコンソール独占である場合でも、ライブサービスゲームは引き続きマルチプラットフォームで展開されるとしています。今回の会議でも「ライブサービスゲームのような一部の分野では、より広範なプラットフォーム展開が理にかなっている」と軽く言及されています。
PlayStationの物理版ゲーム提供終了と旧世代機のストア閉鎖
PlayStationは、2028年1月には物理版ゲームの提供を終了し、デジタル版のみとなることが発表されています。これに加えて、PS3およびPS Vitaのデジタルストアも、一部地域では来月から閉鎖されるとのことです。さらに、PlayStationのCEOは、さまざまな形や場所で利用できる技術を活用していくとしており、PS6の携帯機も視野に入れているようです。