Rockstar Gamesの開発者が労働組合結成を求め、「クランチ」が契約に組み込まれていると主張、賃金格差やボーナスの不透明性も問題視される
2026年07月03日 | #ゲーム #イベント | GamesRadar+
ゲーム開発会社Rockstar Gamesの従業員が、労働組合「Rockstar Game Workers Union」の結成を目指し、会社側の慣行について言及しています。特に、過酷な長時間労働、いわゆる「クランチ」が常態化しており、契約書に「労働時間規制からのオプトアウト」が組み込まれていると主張。また、賃金格差やボーナスの不透明な削減も問題視されており、組合側はこれらの改善を求めています。
「クランチ」が契約書に明記される異常事態
Rockstar Gamesでは、労働者が週48時間を超えて働くことを可能にする「労働時間規制からのオプトアウト」が、雇用契約に標準で組み込まれているとのこと。これはイギリスの労働法規で定められた週48時間以上の労働を拒否する権利を、事実上放棄させるものだとされています。労働組合は、従業員がこの規制に戻るよう促すキャンペーンを実施し、会社側はHRとの面談なしで手続きを簡素化したと報告されています。また、会社は残業に対する特定の報酬を提示することで、「クランチ」ではないと主張しているようですが、組合側はこれに対し「クランチの定義が合意されていない」と反論しています。
賃金格差と不透明なボーナスシステム
従業員は、Rockstar Games社内で性別間の賃金格差が拡大していることも指摘しています。以前は是正の動きもあったものの、現在は中断されているとのこと。さらに、従業員の賃金の一部がボーナスという形で定期的に保留され、最大で20%もの支給額が「主観的または遡及的な批判」といった不明瞭な理由で削減されるケースがあるといいます。人気タイトル『GTA 6』の開発が遅延している状況下で、一部のチームはクランチを回避できているものの、他の部署では恒常的な長時間労働が続いていると伝えられています。Rockstar Gamesは組合の代表者との面談を予定しており、今後の展開が注目されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な争点 | クランチ、賃金格差、ボーナスの不透明性 |
| 組合名称 | Rockstar Game Workers Union |
| 発生場所 | Rockstar Games(イギリス) |