セガジェネシスに隠された未だ見ぬ名作RPG7選:現代に蘇ることを望むレトロゲームの輝きを再発見!『Shadowrun』から『Cadash』まで、あの頃の興奮が今、再び呼び覚まされる?!
2026年07月03日 | #ゲーム #発売 | DualShockers
セガジェネシス(海外版メガドライブ)は、当時、任天堂の16ビット機と比較してRPGタイトルが少ないと言われることもありましたが、実際には良質なRPGが多くリリースされていました。しかし、それらの名作の多くが現代ではプレイしにくくなっており、リマスターや移植版のリリースが望まれています。今回は、セガジェネシスに登場したRPGの中から、いまだに他のプラットフォームでリメイクされていない、隠れた名作7タイトルをご紹介します。
唯一無二のサイバーパンクRPG『Shadowrun』
まず1本目は、1993年5月に発売されたアクションRPG『Shadowrun』です。同名のテーブルトークRPGを原作としており、SNES版(スーパーファミコン版)も存在しますが、ジェネシス版は全く異なるゲームとして開発されました。SNES版よりもオープンエンドな世界観、多くのキャラクター、そして難易度の高さが特徴とされています。グラフィックやサウンドは控えめながらも、伝説の作曲家マーシャル・パーカーによるダークなスコアが光っていました。その後のシリーズ作品にも多大な影響を与えたとされる本作は、テーブルトークRPGの奥深さを反映した没入感のあるRPGとして評価されています。
D&Dの系譜を継ぐ『Dungeons & Dragons: Warriors of the Eternal Sun』
次に、1992年8月に発売された『Dungeons & Dragons: Warriors of the Eternal Sun』です。この8ビットおよび16ビット時代は、ビデオゲームにおけるD&Dタイトルにとって、少し奇妙な時期でした。テーブルトップ版がRPGの基礎を築いたにもかかわらず、そのブランドが電子ゲームとして定着するには時間を要したのです。本作は、ファンもいましたが、世間を熱狂させるほどのインパクトはありませんでした。開発元のWestwood Studiosは、後に『Command & Conquer』シリーズを手がけることになりますが、本作が他のプラットフォームに移植されていないのは、まあ、そういうことなのでしょう。
開発秘話がゲーム並みに壮大な『Rings of Power』
3本目は、Naughty Dog(ノーティードッグ)が開発した『Rings of Power』です。1989年、Naughty Dogのアンディ・ギャビンとジェイソン・ルービンは、家庭用コンピュータ向けRPGをElectronic Artsに提案しました。しかし、EAがセガジェネシスのロックアウト技術をリバースエンジニアリングしていたため、本作はジェネシス向けに変更され、タイトルも『Buccaneer』から『Rings of Power』へと変更されました。開発は非常に困難を極め、ギャビンとルービンが一時的にビデオゲーム業界を離れるほどだったとのこと。批評家からの評価は賛否両論でしたが、販売は好調でした。このような経緯から、再リリースされることがなかったのも無理はないでしょう。
サイバーな世紀末アクションRPG『TechnoClash』
1993年3月28日にリリースされたアクションRPG『TechnoClash』は、世紀末のラスベガスを舞台に、魔法使いとロボットが戦うというユニークな設定が特徴です。プレイヤーはロナーンというキャラクターを操作し、相棒のAIと共に「機械帝国」の中心部へと旅立ち、盗まれた魔法の杖を取り戻すために戦います。『Shadowrun』のジェネシス版開発スタジオが一部協力したにもかかわらず、本作の評価は「まあまあ」といったところでした。そのため、再リリースされるほどの需要は生まれなかったようです。
高難度アクションプラットフォーマー『Chakan: The Forever Man』
5本目は、1992年12月8日発売のアクションプラットフォーマー『Chakan: The Forever Man』です。全身黒ずくめの服装に、2本のクールな剣、そしてクールな帽子を身につけた主人公チャカンは、まさに「カッコいい」の一言。しかし、本作はあまりにも難易度が高く、筆者は最初のステージすらクリアできなかったと告白しています。まるで90年代版『DARK SOULS III』のようで、その圧倒的な難易度ゆえに、現代のハードウェアで再プレイする気にはならないとのことです。
プレイヤーを殺しにかかるRPG『The Immortal』
次に紹介するのは、1990年11月1日に発売されたRPG『The Immortal』です。『Chakan: The Forever Man』の難易度も高かったですが、本作はそれをはるかに上回る容赦なさでプレイヤーを死に追いやります。間違ったタイルを踏めば巨大なワームの腹の中へ、あるいは悪魔に八つ裂きにされるなど、理不尽な死が待ち受けていました。元々は8ビットの家庭用コンピュータ向けに開発され、NES版も存在しましたが、ジェネシス版はそのまま埋もれてしまいました。その容赦ない難易度と、『モータルコンバット』以前のゴア表現が、本作がメガドライブに永遠に封じ込められた理由かもしれません。
移植版が別ゲーム級の『Cadash』
最後に、1992年6月に発売された『Cadash』です。元々はタイトーのアーケードゲームとして日本で登場し、PCエンジン版も存在しました。しかし、本作がこのリストに載る理由は、Working Designsというアメリカの開発/パブリッシャーにあります。Working Designsは日本のゲームを米国に移植することで知られていましたが、『Cadash』の移植は単なるローカライズに留まらず、戦闘メカニクスからスクリプト、さらにはゲーム内の店舗価格に至るまで、ほとんど全てを再構築しました。その結果、ほぼ全く新しいゲームが誕生したと言われています。残念ながら、この素晴らしい新バージョンはジェネシス版でしかプレイできません。しかし、もしプレイする機会があれば、ぜひ体験してほしいと強く勧められています。アーケード版のルーツから、2人協力プレイモードも楽しめるのが魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | セガジェネシス(メガドライブ) |
| ジャンル | RPG、アクションRPG、アクション、プラットフォーマー |
| 発売時期 | 1990年11月~1993年5月 |