← 最新記事一覧

元PlayStation責任者ショーン・レイデン氏がソニーのゲームディスク生産終了について語る - 次世代機はディスクレスになる可能性を指摘

2026年07月03日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | Eurogamer

元PlayStation責任者ショーン・レイデン氏がソニーのゲームディスク生産終了について語る - 次世代機はディスクレスになる可能性を指摘

元PlayStation Worldwide Studiosのトップであるショーン・レイデン氏が、ソニーのゲームディスク生産終了という衝撃的な決定について言及しました。32年間ソニーに在籍していたレイデン氏によると、今回の決定は「かなり劇的」であり、主に「スプレッドシート上の判断」だったと分析しています。中古ゲーム市場の動向が直接的な決定要因ではないとしつつ、ソニーが過去に何度もディスク廃止を検討してきた背景を説明しました。レイデン氏は2019年にソニーを退社しており、今回の決定について事前の情報はなかったと明言しています。

ディスク廃止の背景にある「数字」の現実

レイデン氏は、今回のディスク生産終了の判断は、単に数字に基づいたものだと推測しています。「製品や機能の提供終了は、ほとんどの場合、スプレッドシートによって決められます」と述べ、ディスク販売とデジタル販売の割合が決定を後押ししたと見ています。かつてデジタル販売が全体の10%未満だった時代を知る同氏は、その数字が時間を追うごとに増加し、特に新型コロナウイルス感染症のパンデミックが、オンラインでのゲーム購入習慣を加速させ、実店舗の衰退につながったと指摘しました。これにより、ゲームを購入できる店舗が減り、デジタル移行がさらに進むという悪循環が生まれたとのことです。

次世代機への影響と過去の検討

ソニーの今回の決定は、次期コンソールであるPlayStation 6にディスクドライブが搭載されない可能性が高いことを示唆しています。レイデン氏は、ソニーがディスクドライブ廃止を何年も前から検討してきた事実を明かしました。過去20年間、毎年「いつディスクドライブを諦めるのか」と問われてきたといい、その度に、世界中のブロードバンド回線速度がダウンロード体験を十分にサポートし、大多数の顧客に届くようになるまで待つべきだと考えていたそうです。「大多数が全体を意味するわけではない」としつつも、80%の市場機会が95%の収益源を占めるのであれば、残りのわずかな機会のためにシステムを維持するインセンティブはなくなると述べています。これは、ディスク生産終了の「転換点」がすでに到来したことを示唆しているかもしれません。

項目 内容
発言者 ショーン・レイデン(元PlayStation Worldwide Studios責任者)
在籍期間 32年間(2019年退社)
主な推測 ディスク生産終了は「スプレッドシート上の判断」