← 最新記事一覧

RPGのプレイ時間、40時間がベスト?長すぎるゲーム体験に疑問符が投げかけられる中、短いながらも濃厚なゲーム体験を提供する新作RPGの成功事例が注目を集める

2026年07月06日 | #ゲーム | Polygon

RPGのプレイ時間、40時間がベスト?長すぎるゲーム体験に疑問符が投げかけられる中、短いながらも濃厚なゲーム体験を提供する新作RPGの成功事例が注目を集める

RPGのプレイ時間にまつわる議論が加熱しています。特に、RPGは40時間以上である必要はないという意見が注目を集めており、近年リリースされる膨大な数のゲームを遊び尽くしたいゲーマーたちから共感を呼んでいます。この意見は、長く複雑なストーリーややり込み要素が魅力とされるRPGジャンルにおいて、一石を投じるものとなるでしょう。

長すぎるRPGの問題点とは?

長すぎるRPGにはいくつかの問題点が指摘されています。まず、物語の経済性という観点から、冗長な会話や本筋と関係のない要素がストーリーのテンポを阻害することが挙げられます。例えば、『ブレイブリーデフォルト』では、物語の終盤で同じような展開を繰り返す必要があり、プレイヤーを飽きさせてしまうという声があります。また、『ファイナルファンタジーVII リバース』や『龍が如く8』も、前作に比べて物語が肥大化しているものの、記憶に残るような体験にはつながっていないという意見も出ています。

次に、ゲームプレイシステムが長時間にわたって引き伸ばされることで、マンネリ化してしまうケースも少なくありません。スクウェア・エニックスの『オクトパストラベラー』シリーズは、奥深いジョブシステムが魅力ですが、何百回も同じような戦闘を繰り返すうちに、最適化された戦術が固定化され、新鮮味が失われてしまうことがあります。完璧なパーティー編成を早期に確立してしまうと、その後の何十時間も同じルーティンを繰り返すことになり、ゲームの魅力が薄れてしまう可能性も指摘されています。

短くても濃密なRPGが成功する理由

一方で、近年では40時間以下でも濃密な体験を提供するRPGが増え、成功を収めています。たとえば、今年の『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』は、ジャンルの中でも特に時間のかかるゲームの一つを合理化しながら、その魅力を損なっていません。軽快なテンポとスピーディーなターン制バトルは物語を滞らせることなく、40時間以下でクリアできる快適なRPG体験を提供しています。また、『グランブルーファンタジー リリンク』は、『ファイナルファンタジーXVI』のような壮大なスペクタクルをわずか15時間に凝縮し、一切の無駄を排除したゲームとして評価されています。その簡潔さゆえに、今後の拡張コンテンツ『エンドレスラグナロク』への期待も高まっているとのことです。さらに、『Avowed』も約40時間というプレイ時間で、サイドクエストの大部分を含めてプレイヤーを飽きさせない構成に成功しています。これらの作品は、RPGが必ずしも長ければ良いというわけではないことを示しています。