小島秀夫監督、PlayStationのパッケージ版生産終了に「本当に悲しい」と心境を語る「ストリーミングのみの未来は恐ろしい」
2026年07月06日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
小島秀夫監督が、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が2028年にPlayStation向け新作タイトルのパッケージ版生産を終了する決定について「本当に悲しい」と心境を明かしました。将来的にメディアにアクセスできなくなる可能性を「恐ろしい」と表現しており、デジタル化が進む現代におけるデータの所有権について警鐘を鳴らしています。
小島監督が危惧する「所有」の未来
小島監督は、自身が物理メディアと共に育った世代であることを強調し、Blu-rayやCDを買い集めている現状に触れながら、パッケージ版生産終了への寂しさを吐露しました。ゲームの場合、ダウンロードしたデータはハードドライブに残るため、まだ「手元にある」状態と言えます。しかし、Netflixのようなストリーミングサービスへの移行が進むと、データは「どこかのサーバー」に存在し、ユーザーは「蛇口をひねる権利」を持つだけになってしまうと指摘しています。これにより、ユーザーはデータを「所有している」わけではなくなり、サービス提供側の都合でデータへのアクセスが停止される可能性を危惧しているとのことです。
政治的変動がメディアに与える影響
小島監督は、ストリーミングサービスが普及した未来において、政治や各国の思想の変化によって、サーバー上のデータが配信されなくなる可能性を指摘しています。もしそのような事態になれば、ユーザーは好きだった映画やゲームを視聴・プレイできなくなり、これが「恐ろしい」と強く訴えました。また、この問題はゲーム業界だけでなく、映画業界にも波及する可能性があるとし、「2028年にビデオゲームで起きることが、映画でも起こるかもしれない」と、広く一般に注意を促しています。ソニーの決定に対しては、Larian StudiosのパブリッシングディレクターであるMichael Douse氏も「胸が張り裂けそうだ」と述べるなど、多くの開発者やパブリッシャーから懸念の声が上がっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パッケージ版生産終了予定 | 2028年 |