北米ゲーム業界の解雇された人々を支援する「Game Worker Hardship Fund」設立!組合員でなくとも最大2,000ドルの生活支援が可能に
2026年07月07日 | #ゲーム | Eurogamer
北米のビデオゲーム労働組合「United Videogame Workers union(UVW-CWA)」が、ゲーム業界で解雇された人々を支援するための新しい基金「Game Worker Hardship Fund」を設立しました。この基金は、2024年1月以降に解雇された米国のゲーム業界関係者を対象としており、組合員であるかどうかは関係なく申請できるとのことです。また、直接解雇されたわけでなくとも、解雇に関連する困難を経験している場合も申請可能ですが、解雇された方が優先されるとしています。
解雇されたゲーム業界関係者への具体的な支援内容
この基金は、仕事や生活費の支援を目的としており、申請者には「項目別の推定予算」の提出が求められます。支援には2つのティアが用意されており、「Small Fund Tier」では最大500ドル、そして「Major Expenses Tier」では最大2,000ドルが提供されます。これらの基金は、UVW-CWAの組合費を財源としています。組合は、申請の緊急性に基づいて、順次対応していく予定とのことです。
業界内外からの支援と今後の展望
UVW-CWAは、この基金への財政的支援を希望するゲーム業界関係者に対し、組合への加入が最も良い方法であると呼びかけています。組合費が直接基金の財源となるため、組合員の増加がより大規模な取り組みを可能にするとしています。業界外の人々からの貢献も可能で、戦術RPG『Demonschool』のクリエイターであるNecrosoft Gamesが立ち上げたitch.ioのチャリティバンドルが今月中に公開され、その収益の100%がこの基金に寄付される予定です。
基金設立の背景と意義
この支援基金は、先日発表されたXboxの大規模な人員削減以前に告知されましたが、そのタイミングは非常に重要です。何千人もの解雇された人々が、今後数ヶ月間を乗り切るための救済措置を受けられる可能性があります。United Videogame Workers unionは、2025年のGDCで設立された米国とカナダのデベロッパー向けの直接加入型組合です。特定のスタジオやパブリッシャーに限定されず、テクノロジー分野で最大級の組合の一つであるCommunications Workers of America union(CWA)と提携して設立されました。