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『The Great Ace Attorney Chronicles』発売から5年、なぜ今もシリーズ最高傑作と評価されるのか?巧舟氏の情熱が詰まった独創的なゲーム体験に迫る

2026年07月08日 | #ゲーム | Polygon

『The Great Ace Attorney Chronicles』発売から5年、なぜ今もシリーズ最高傑作と評価されるのか?巧舟氏の情熱が詰まった独創的なゲーム体験に迫る

カプコンが2021年に全世界でリリースした『The Great Ace Attorney Chronicles』は、発売から5年が経過した今もなお、『逆転裁判』シリーズ最高傑作との呼び声が高いとされています。本作は、シリーズのクリエイターである巧舟氏の情熱が詰まった作品であり、その独創的なゲームプレイと重厚なストーリーテリングが多くのプレイヤーを魅了し続けているとのことです。

ユニークなシステムとストーリーテリング

本作の主人公は、『逆転裁判』シリーズの主人公である成歩堂龍一の先祖にあたる成歩堂龍ノ介です。物語は、龍ノ介が学術のためにヴィクトリア朝時代のロンドンへ留学するところから始まります。彼はすぐに殺人事件の弁護を任され、「死神」の異名を持つ検事バロック・バンジークスと対峙することになります。従来の『逆転裁判』シリーズとは異なり、龍ノ介は裁判官だけでなく、陪審員を相手に弁論を展開するのですが、これがまあ大変で、すぐに有罪の方向に傾いてしまうとのことです。しかし、友人で司法助手の御琴羽寿沙都が偶然見つけた古い法律の記述をきっかけに、龍ノ介は「尋問」という古めかしい、しかし誰も使ったことのない英語の法律制度を持ち出し、陪審員を説得する最後のチャンスを得ます。この「一度は捨てられたアイデアが再び脚光を浴びる」という展開は、本作のテーマそのものと言えるでしょう。

復活したゲームメカニクスと探偵のダンス

『The Great Ace Attorney Chronicles』で追加された最高のメカニクスの一つに「共同推理」があります。これは、名探偵シャーロック・ホームズ(ここでは著作権の問題でハーロック・ショルメスとして登場)がとんでもなく間違った推理を披露し、プレイヤーがその間違いを正していくというものです。この「プレイヤーが間違った探偵を正す」というゲームプレイスタイルは、シリーズクリエイターの巧舟氏が2000年にはすでに考案していたアイデアとのこと。巧舟氏は長年シャーロック・ホームズのゲームを作りたかったらしく、『The Great Ace Attorney』でその機会を得て飛びついたと2015年のインタビューで語っています。また、過去作の『逆転裁判4』の最終話で試されたものの、その後使われることのなかった「陪審員システム」も、本作の裁判で再登場し、見事な復活を遂げています。シリーズの矛盾したバックストーリーや未解決の伏線に縛られることなく、巧舟氏の情熱プロジェクトとして生まれた『The Great Ace Attorney』は、シリーズの他のどの作品とも異なる、 delightfully weird(愉快に奇妙な)な体験を提供しているとのことです。

項目 内容
対応プラットフォーム Nintendo Switch、PC、PlayStation