ソニーのPlayStationディスク製造終了発表で激変か? 実店舗とデジタル版の価格差に関する新レポートが示す未来のゲーム価格の行方とゲーマーの懸念
2026年07月09日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が2028年1月をもってPlayStationのディスク製造を終了すると発表し、ゲーム業界に大きな波紋を広げています。この決定により、今後のPlayStation向けゲームはすべてデジタル版のみでの提供となり、小売店や消費者に大きな影響を与える可能性が指摘されています。特に価格に敏感なゲーマーにとって、この動きが将来的にゲーム価格の上昇につながるのではないかという懸念が強まっています。
デジタル版は値下がりしにくい? 実店舗との価格比較で浮上する懸念
オランダのウェブサイト「Tweakers」が公開した詳細なレポートによると、PlayStation Storeでのデジタル版ゲームは、実店舗販売に比べて価格が下がりにくい傾向があることが明らかになりました。PS5のファーストパーティおよびサードパーティのゲーム16タイトルを対象に、過去4年間の価格データを分析した結果、実店舗では時間とともに価格が下がるのが一般的であるのに対し、PlayStation Storeでは発売から数年が経過してもフルプライスのまま販売されているタイトルが少なくないとのことです。PlayStation Storeのセール期間中は価格が下がるものの、セール終了後には元の価格に戻ってしまいます。一方、実店舗では価格の変動がより頻繁で、ソニーのデジタルストアのような固定された価格構造には従わない傾向が見られます。
ファーストパーティタイトルは特に顕著な傾向
特にPlayStationのファーストパーティタイトルでは、デジタル版が実店舗版よりも安くなることは「ほとんどない」とレポートは指摘しています。ファーストパーティタイトルもセール対象にはなりますが、ソニーが初期価格を恒久的に引き下げることはほとんどありません。『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』のような古いタイトルでさえ、数年前に発売された価格のままで販売されています。今回の調査対象となったファーストパーティタイトルの中で、ベース価格が恒久的に引き下げられたのは『Horizon Forbidden West』のみでした。このことから、セール時を除けば、統計的に実店舗で物理版を購入する方が安価である可能性が高いとしています。
SIEのディスク製造終了決定は、すでに多くのゲーマーから批判の声が上がっており、ソニーに決定の撤回を求めるオンライン署名には数十万人が賛同しています。また、ソニーの公式SNSアカウントや2013年のPS4のアンチDRMに関する動画には、今回の決定を揶揄したり、物理メディアの終焉を嘆いたりするコメントが殺到しているとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ディスク製造終了時期 | 2028年1月 |
| データ分析対象期間 | 2022年7月8日~現在 |
| 調査対象ゲーム数 | 16タイトル |