ニンテンドーDSで高難易度を誇るJRPG8選!歯ごたえのあるバトルや独創的なシステムでプレイヤーを熱くさせた名作たち
2026年07月12日 | #ゲーム | DualShockers
ニンテンドーDSは、JRPGが逆風の中にあった時代に、ひっそりとJRPGの宝庫として存在していました。この携帯ゲーム機には、数々の名作フランチャイズが登場し、ジャンルを救ったとされています。しかし、その質の高さとともに、非常に難しいゲームも多く、プレイヤーを外出先で汗だくにするのが目標だったとすれば、見事に達成されたと言えるでしょう。今回は、ニンテンドーDSで特に歯ごたえのあるJRPGをいくつかご紹介します。
予測不能な戦術が求められる『真・女神転生 デビルサバイバー』
『真・女神転生 デビルサバイバー』は、アトラスが開発し、2009年6月23日に発売されたJRPGです。本作は「真・女神転生」シリーズの中でも異色の作品とされています。一般的なコマンドバトルとは異なり、戦闘はグリッドマップ上で行われ、敵との接触でターン制の1人称視点バトルに移行するシステムは、プレイヤーを混乱させることも少なくありません。戦略マップ上でのバトルは、一筋縄ではいかない展開が多く、たった1度の敗北や計画ミスが、全体の戦略を崩壊させる可能性を秘めています。さらに、主人公が倒れると即ゲームオーバーとなるため、最初からやり直しという、非常に厳しい難易度となっています。
時間軸を操作するパズルRPG『ラジアントヒストリア』
アトラスが開発し、2010年11月3日に発売された『ラジアントヒストリア』は、ニンテンドーDSとニンテンドー3DSでリリースされたRPGです。このゲームの難しさは、必ずしも戦闘だけにあるわけではありません。ユニークな戦闘システムは、列ベースで敵を互いにぶつけ合って複数のユニットにダメージを与えるというもので、これがすぐにカオスな状況を生み出します。アビリティポイントの管理や、各戦闘が持つパズルのような要素を解き明かすのは、特に敵が画面いっぱいに現れる際には非常に困難です。しかし、戦闘以上に、どの過去を修正し、どのように物語を進めるべきかを見つけ出すこと自体がパズルとなっています。ヒントは得られるものの、常に正しい道が示されるわけではなく、特定の局面で行き詰まることも多く、クリアには攻略ガイドが必須となる場面もあります。
独創的すぎる二画面同時操作『すばらしきこのせかい』
スクウェア・エニックスが開発し、2007年7月27日に発売された『すばらしきこのせかい』は、アクションRPGとしてニンテンドーDS、Switch、Android、iOSで展開されました。本作は、2人のキャラクターを同時に操作するという非常に斬新なコンセプトを打ち出しました。しかし、Dパッドで1人、スタイラスでもう1人を操作するというシステムは、一部のプレイヤーにとっては悪夢のような体験だったかもしれません。この野心的なシステムは、あまりにも異例で、難易度が高すぎたため、リマスター版ではパートナーを召喚する方式に変更されました。それでも、その独創性は高く評価されるべき作品です。
先読みが試されるターン制バトル『黄金の太陽 漆黒の夜明け』
キャメロットソフトウェアプランニングが開発し、2010年12月18日に発売された『黄金の太陽 漆黒の夜明け』は、シリーズの続編として、ニンテンドーDSでリリースされました。このRPGは、前作のファンからは高く評価されつつも、時に容赦ない難易度を誇ります。バトルでは、敵が連続で複数回行動することがあり、プレイヤーは敵の次の行動を予測して、攻撃や防御の計画を立てる必要があります。これは、敵が最初から有利な状況を作り出しているように感じられることもあり、プレイヤーを悩ませます。特にボス戦は悪夢的で、途方もないHPを持っており、倒すには異常なレベルの準備が不可欠です。多くのボスが全体攻撃を仕掛けてくるため、各キャラクターの対策を練る必要があり、時には現在の実力を超える対応が求められます。
磨き抜かれたAIが立ちはだかる『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』
ゲームフリークが開発し、2012年10月7日に発売された『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』は、ニンテンドーDSでリリースされたJRPGです。本作は、シリーズ全体でも屈指の歯ごたえのあるゲームプレイが特徴です。敵のAIは非常に優秀で、プレイヤーしか利用しないような高度な戦術を駆使してきます。天候やアイテムを有利に使いこなし、他の技をセットアップする技を使うなど、まるで人間と対戦しているかのような感覚に陥ります。さらに「チャレンジモード」では、敵のポケモンが通常よりもはるかに高いレベルになり、AIの攻撃性が一層強化されます。これにより、どの戦いにおいても手持ちのポケモンを完璧に整える必要があり、敵トレーナーの行動一つ一つに集中し、注意を払うことが求められます。
物語のカギを握る難解なアクションRPG『キングダム ハーツ 358/2 Days』
スクウェア・エニックスとh.a.n.d.が開発し、2009年5月30日に発売された『キングダム ハーツ 358/2 Days』は、ニンテンドーDSでリリースされたアクションRPGです。そのふざけたタイトルとは裏腹に、本作はシリーズの中でもっとも難しいゲームだとされています。『キングダム ハーツ』シリーズ全体が簡単にクリアできるわけではない中で、特に序盤の難易度は非常に高いです。コンボの選択肢が限られていることに加え、他のシリーズでソラが楽しんでいたようなリアクションコマンドもありません。ミッション構造も厳しく、ダメージを受けずにクリアしたり、時間制限内に目標を達成したりと、全体的に抑圧的な雰囲気が漂います。他のシリーズでは、MPがある限り自由に魔法を使えましたが、本作では消耗品 resource となっており、回復魔法を使う際にも慎重な判断が求められます。
地図作成も求められる硬派なダンジョンRPG『世界樹の迷宮』
アトラスとランカーズが開発し、2007年1月18日に発売された『世界樹の迷宮』は、ニンテンドーDSでリリースされたRPGで、現在はPCやNintendo Switchでもプレイ可能です。本作は、プレイヤーの魂を打ち砕くために存在するかのようなシリーズの原点と言えるでしょう。ダンジョン探索と過酷な戦闘に加え、プレイヤー自身が探索中のダンジョンの地図を作成する必要があります。ガイドもマーカーもなく、自分自身で地図を作りながら探索を進めるという、まさにマッパーとしてのスキルも求められます。一見無害で可愛らしいFOE(Field On Enemy)と呼ばれる敵に遭遇すると、あっという間にパーティーが壊滅させられることも少なくありません。巨大な迷宮のようなダンジョンにはほとんど休息できる場所がなく、過酷な旅路の間、ほとんど安らぎを見つけることはできません。
3Dリメイクで難易度急上昇『ファイナルファンタジーIV』
スクウェア・エニックスが開発し、2008年7月22日にニンテンドーDSでリリースされた『ファイナルファンタジーIV』の3Dリメイク版は、オリジナル版とは打って変わって、格段に難易度が上がっています。本作は、最初のボスから難易度の違いを実感させられるほどです。ボスはオリジナル版よりもはるかに攻撃的でダメージも高く、生き残るためには新しい「アビリティ」システムを素早く理解する必要があります。オーバーワールドマップでのランダムエンカウントも非常に厳しく、準備不足のエリアに迷い込むと、あっという間に全滅させられてしまうこともあります。一般的に難易度がそれほど高くないとされる『ファイナルファンタジー』シリーズにおいて、ニンテンドーDS版『ファイナルファンタジーIV』は、シリーズでもっとも手ごわいメインラインの作品と言えるでしょう。