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Steamの「理由を問わない返金ポリシー」がインディーゲーム開発者を悩ませる?高評価レビュー後の返金に開発者が苦言を呈し、議論が白熱中

2026年07月13日 | #ゲーム | Eurogamer

Steamの「理由を問わない返金ポリシー」がインディーゲーム開発者を悩ませる?高評価レビュー後の返金に開発者が苦言を呈し、議論が白熱中

Steamのインディーゲーム開発者が、同プラットフォームの「理由を問わない返金ポリシー」について、一部のプレイヤーがこれを悪用していると指摘し、波紋を広げています。ソロ開発者のMateo Covic氏は、自身のゲーム『Paddle Paddle Paddle』が5万5000件もの返金に見舞われたとして、特に高評価レビューを付けたプレイヤーが返金するのは不適切だと訴えています。この発言に対し、Twitterでは賛否両論が巻き起こり、ゲームにはレビュー爆撃が起き、最近の評価が「非常に好評」から「賛否両論」に変わってしまったとのことです。

返金ポリシーが招く開発者の苦悩

Mateo Covic氏は、Steamの「購入から2週間以内、プレイ時間2時間未満であれば理由を問わず返金可能」というポリシーが、プレイヤーによる悪用を招いていると考えています。彼は『Paddle Paddle Paddle』のフルレベルの想定プレイ時間を3.5時間、無料デモを含めると約4時間と設定していました。しかし、スピードランナーや腕の立つプレイヤーの中には1~2時間でクリアしてしまう人もいたようで、「2時間より長いゲームを作れ」という侮辱的なコメントとともに返金されたケースも少なくなかったとのことです。Covic氏自身は返金制度には賛成しているものの、Steamのポリシーが悪用され、無料でゲームをプレイするための手段になっていると懸念を示しています。

議論を呼ぶ返金制度とプレイヤーの意見

Covic氏の主張に対し、一部のプレイヤーからは「2時間未満でクリアできるなら返金されて当然」という意見も出ていますが、Covic氏は「ゲームを楽しんで高評価レビューを残したにもかかわらず、返金するプレイヤー」に問題があると指摘しています。彼は、返金はSteamのストアページの情報が誤っていたり、ゲームにプレイを妨げる問題があったりする場合に求められるべきだと考えています。また、返金理由を正直に伝えることで開発者が問題解決に取り組めるのに、単に「飽きた」「難しすぎる」といった理由で返金され、具体的なフィードバックが得られないことにも不満を漏らしています。一方で、ゲームマーケティングコンサルタントのIndie Game Joe氏は、この返金ポリシーがあったからこそ『Paddle Paddle Paddle』が27万ものセールスを記録できた側面もあると指摘し、システム上の欠陥ではなくトレードオフの関係にあると述べています。

項目 内容
ゲームタイトル 『Paddle Paddle Paddle』
返金件数 約5万5000件