AMDの次世代フレーム生成技術「Multi-Frame Generation」がNVIDIAを上回る可能性、ドライバ解析で8倍生成や未発表機能が判明!
2026年07月13日 | #ゲーム #アプデ | Digital Trends Gaming
AMDが密かに開発を進めている「Multi-Frame Generation」機能が、NVIDIAの技術を上回る可能性を秘めていることが明らかになりました。4月に発表された「FSR Redstone」アップデートの「ADLX FidelityFX SDK」で、すでにこの機能の初期サポートが確認されており、ユーザーはパフォーマンスと画質の最適なバランスを求めてフレーム生成比率を選択できるようになっています。
隠された新機能と驚異の8倍フレーム生成
AMDは先日、「FSR 4.1.1」を含む大規模なドライバアップデートを配信しています。海外メディアWccftechの報道によると、Chiphellフォーラムのユーザーが「RadeonTuner」というツールを使って「Adrenalin 26.6.2 WHQL」ドライバを解析したところ、AMDが公式には言及していない新たなオプションが発見されました。「RadeonTuner」は「Adrenalin」ソフトウェアをより分かりやすくしたもので、公式アプリには表示されないドライバ内部の機能を表面化させることができます。このツールを「Radeon RX 9070 XT」で実行したところ、「FSR」パネルの下に4つの新しいトグルが表示されました。これには「FSR Multi Frame Generation Override」と、最大8倍までの比率、さらに「FSR Ray Regeneration Denoiser」および「FSR Neural Radiance Caching」のオーバーライドが含まれています。特に注目すべきは8倍という数値です。NVIDIAの現在の最大値は6倍(1つの実フレームに対して5つの生成フレーム)ですが、AMDの天井は7つの生成フレームまで押し上げられることになります。現在、AMDは1つの生成フレームを持つ標準的なフレーム生成のみを提供しているため、これは大きな飛躍と言えるでしょう。
レイ・リジェネレーションとニューラル・ラディアンス・キャッシングの可能性
生成フレームが増えることで、理論上はより滑らかな動きが実現しますが、AMDは適切なフレーム間隔と低遅延を実現するために、より優れた処理が必要とされます。また、オーバーライドオプションは、さらに重要な意味を持つ可能性があります。もしAMDが、公式にサポートされていないゲームで「Ray Regeneration」と「Neural Radiance Caching」を強制的に有効にできるのであれば、「Call of Duty: Black Ops 7」や「Crimson Desert」といった一部のタイトルに限定されている機能が、より多くのゲームで利用できるようになるかもしれません。これは、既存のGPUがまるで新しいものになったかのような変化をもたらす可能性を秘めています。