Ubisoftが「主要な人材とスキルを失うこと」を会社の大きなリスクと発表、数千人規模の人員削減の裏側で人材確保と維持への危機感を露わに
2026年07月14日 | #ゲーム #ニュース | GamesRadar+
大手ゲーム会社Ubisoftが、最新の年次報告書で「主要な人材とスキルを失うこと」が会社にとって大きなリスクであると発表しました。これは、過去数年間で数千人規模の人員削減を実施してきた同社にとって、人材確保と維持の重要性を改めて浮き彫りにするものです。
人材流出と確保への危機感
Ubisoftは、年次報告書の中で「才能に関連するリスク」を特に強調しており、「主要な才能とスキルの喪失」を高いリスクとして、「主要な才能への魅力の欠如」を中程度のリスクとしています。同社は過去4年間で平均して年間約1,000人の人員削減を行っており、現在の従業員数は16,590人とのことです。これまでの大規模な人員削減にもかかわらず、会社の成功はチームのノウハウとスキルに大きく依存していると認識しており、特にクリエイティブディレクター、プロデューサー、スタジオゼネラルマネージャーといった主要な役職における人材の突然の離脱は、会社の発展と編集方針に深刻な影響を与える可能性があるとしています。
厳しい市場での人材戦略
報告書では、ビデオゲーム業界が人工知能、クラウドゲーミング、データなどの分野で革新的なスキルを求めており、競争の激しい国際市場において、特定の主要な才能への依存度が高いことも指摘されています。Ubisoftはこれらのリスクを軽減するため、役員の後継者計画を策定し、主要な役職についても同様の計画を段階的に実施しているとのこと。さらに、エンゲージメントレベルの監視や差別化された報酬ポリシーの導入を通じて、リーダーシップスキルの育成、知識共有、トレーニングにも力を入れています。同社は、退職率の高さ、特に主要な役職の上級人材における高止まりや、不十分なトレーニング、新しいスキルの必要性、そして才能ある個人の願望を満たさない職場環境が課題であると認識し、選別的な採用、育成、保持ポリシーを掲げています。