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マイクロソフトXbox部門で大規模な人員削減が実施、従業員は不安と混乱に直面、id Softwareなど主要スタジオにも甚大な影響が及ぶことが明らかに

2026年07月15日 | #ゲーム | Eurogamer

マイクロソフトXbox部門で大規模な人員削減が実施、従業員は不安と混乱に直面、id Softwareなど主要スタジオにも甚大な影響が及ぶことが明らかに

マイクロソフトのXbox部門で大規模な人員削減が実施され、その影響を受けた人々からの証言に基づく新たなレポートが公開されました。このレポートによると、企業内では情報がほとんど共有されず、混乱と怒りが渦巻いているとのことです。さらに、今後も追加のレイオフが計画されているため、多くの従業員が不安を抱えながら働いている状況が浮き彫りになっています。

突然の通告と情報遮断で広がる不安

今回のXbox部門の再編では、まず1,600人が即座に解雇され、さらに来年の夏までに1,600人が削減される予定とされています。しかし、誰が対象になるのかはまだ公表されておらず、従業員はいつ自分が対象になるか分からないという恐怖の中で業務を続けているとのことです。ある情報筋は、「Xbox Studiosに残っている誰もが、さらに1,600人の削減が控えていると知って、どうすれば安心できるのか分からない」と語っています。また、ブルームバーグによるレイオフ報道があった後も、マイクロソフトは数週間にわたり情報公開をせず、従業員は憶測と不安の中で過ごすことを余儀なくされたとされています。

id Softwareに及んだ大きな影響

今回のレイオフはBethesdaやZenimax Media全体に及んでおり、特に『Doom』シリーズで知られるid Softwareは大きな打撃を受けています。同スタジオでは136人ものスタッフが削減され、AI(生成AIではない)とゲームプレイの監督を担当していたチームの90%が解雇されたとのことです。また、創業者のジョン・カーマック氏やジョン・ロメロ氏と共に働いてきた古参社員も解雇されています。同社は「ゲームと技術を構築するために必要なクルーはまだいる」と主張していますが、今回のレポートでは「id Techを修正、維持、変更できる人材はすべて排除されたため、このエンジンはゴミ箱行きになる可能性が高い」という声も上がっています。

祝うべき週に起きた悲劇

今回の削減は、『Doom: The Dark Ages』の拡張コンテンツ「Revelation」がリリースされた週に発表されたため、id Softwareにとって特に残酷な打撃となりました。本来であればリリースを祝うべきタイミングであったにもかかわらず、多くの従業員が職を失う結果となったのです。さらに、『The Elder Scrolls』や『Fallout』シリーズで知られるBethesda Game Studiosでも多くの才能が失われたとされ、「Xboxは『Fallout』や『Elder Scrolls』のような主要フランチャイズに注力したいとしているが、これまで以上に困難になるだろう」という懸念も示されています。

失われる専門知識と将来への課題

今回のレイオフにより、長年の専門知識や経験を持つ多くの人材が失われたことは、簡単には取り戻せない大きな損失と見られています。ある情報筋は、「失われた、あるいはゲーム業界から完全に去っていくことで失われるであろう組織的知識は驚くべきものだ」と述べており、残された従業員は残務処理に追われている状況とのことです。マイクロソフトは今回の再編でDouble Fine、Compulsion、Ninja Theory、Undead Labs、Arkane(交渉中)といったスタジオを失い、主要IPへの再注力を目指しているとされています。しかし、BethesdaやActivision Blizzardの買収により、あまりにも多くのフランチャイズやスタジオを抱えすぎた結果、焦点が定まらないという根本的な問題も指摘されています。