2024年のGame of the Year『Astro Bot』がPS5エミュレーター「SharpEmu」でPC上での起動に成功!開発途中のエミュレーターがゲーム保存の未来を拓くか
2026年07月16日 | #ゲーム #ハード・周辺機器 | Digital Trends Gaming
ソニーのPlayStation 5(PS5)向けに2024年9月に発売され、その年のGame of the Yearにも輝いた人気タイトル『Astro Bot』が、PC上のエミュレーターで起動したと報じられ、ゲーム業界にちょっとした衝撃が走っています。これは、オープンソースのPS5エミュレーター「SharpEmu」によるもので、まだ開発の初期段階ではあるものの、PS5タイトルのPC上での動作に向けた大きな一歩と言えそうです。
急速に進むPS5エミュレーションの現状
現在、2つの主要なオープンソースプロジェクト「KytyPS5」と「SharpEmu」が、PC上で実際のPS5ソフトウェアを起動できる段階まで進んでいます。「KytyPS5」はC++で書かれたWindows向けエミュレーターで、2Dゲームに加え、Unreal EngineやUnityなどで作られた一部の3Dタイトルを起動できるとされています。公開されているスクリーンショットでは、『魔界戦記ディスガイア6』や『Minecraft Legends』、『SILENT HILL: The Short Message』などが動作している様子が見られます。一方、「SharpEmu」はC#でゼロから構築されており、Windows、Linux、IntelベースのMacに対応。PS5の実行ファイルをロードし、CPU命令の実行、ゲーム情報の読み取り、一部のグラフィック・カーネル操作が可能です。テストリストには『Demon's Souls』や『Poppy Playtime』、『SILENT HILL: The Short Message』などが含まれています。
まだまだ続く開発の道のり
これらのエミュレーターは、まだ実験段階であり、現時点ではクラッシュやグラフィックエラー、パフォーマンスの低下、互換性の制限がかなりあります。開発の優先順位は、完璧なビジュアルや高いフレームレートを実現することよりも、より多くのソフトウェアを確実に起動させることに置かれているとのこと。そのため、『Astro Bot』がPCで起動したとはいえ、すぐにPS5版と同等のプレイ体験ができるわけではありません。しかし、2028年1月以降にソニーがディスクレスリリースへと移行する動きも見られる中、将来的にエミュレーターがゲームの保存に果たす役割はますます重要になると考えられています。