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ファミコン時代に任天堂の厳しい審査をすり抜けた!『光神話 パルテナの鏡』から『Taboo: The Sixth Sense』まで、ちょっと「攻めすぎ」なNESゲーム10選が判明

2026年07月30日 | #ゲーム #発売 | DualShockers

ファミコン時代に任天堂の厳しい審査をすり抜けた!『光神話 パルテナの鏡』から『Taboo: The Sixth Sense』まで、ちょっと「攻めすぎ」なNESゲーム10選が判明

今回は、ファミコン(NES)時代に任天堂の厳しい審査をすり抜けて発売された、ちょっと「攻めすぎ」なゲームを10本ご紹介します。今でこそ多様なゲームが発売されていますが、当時の任天堂は、暴力表現、喫煙、性的な描写、さらには宗教的な要素まで厳しく規制していました。しかし、それでも開発者の巧妙な(?)手口や、単純な見落としによって、意図しない表現が含まれてしまったタイトルも存在します。一体どんな「やらかし」があったのでしょうか。

時代を彩った意外な表現

まずは、任天堂自身が開発したタイトルから見ていきましょう。1986年にリリースされた『光神話 パルテナの鏡』は、ギリシャ神話をモチーフにしたアクションゲームですが、ステージ4-1の背景には、ギリシャ彫刻によくある「女性の裸像」がひっそりと描かれています。現代の美術館で見かけるようなごく普通の像ではありますが、当時は「裸体」というだけで規制対象でした。自社のゲームで見落としてしまうあたり、ちょっとお茶目な一面が見えますね。 また、映画を原作としたゲームもいくつか登場しています。『13日の金曜日』は、残虐なホラー映画が原作にもかかわらず、ファミコンでゲーム化された異色のタイトルです。直接的な暴力描写は避けられていますが、アイテム「トーチ」の説明文には、なんと「ヘルファイア(地獄の炎)」という言葉が使われています。当時の任天堂は「暴言」や「宗教的な言及」も規制していたため、これはダブルでアウトだったはず。ジェイソンの残虐な描写ばかりに気を取られ、まさかこんなところを見落とすとは、といったところでしょうか。 さらに、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画『トータル・リコール』のゲーム版では、火星の街並みに点滅するネオンサインの文字を組み合わせると、ある「下品なスラング」が浮かび上がるという、かなりくだらない隠しネタが仕込まれていました。こんな悪ふざけが、まさか任天堂のチェックをすり抜けるとは、開発者の遊び心には驚かされます。

規制をかいくぐった大人な描写

タバコや過激な描写も、当時の任天堂が厳しく取り締まっていた要素です。しかし、そんな規制をものともせず、喫煙シーンが登場するゲームも存在しました。 『メタルギア』では、主人公のスネークが常にタバコを携帯しており、MSX版では有利になる場面もありましたが、NES版では特に効果はありません。タバコの使用でスネークのライフが減る設定があったため、任天堂は見過ごしたのかもしれません。 また、日本未発売の『Vice: Project Doom』というアクションゲームでは、主人公が堂々とタバコを吸うシーンが描かれています。1990年代初頭の「クール」な表現として喫煙が描かれるのはよくあることでしたが、これも当時の任天堂のポリシーには反していました。

『バイオニックコマンドー』は、日本版のタイトルが『ヒットラーの復活 TOP SECRET』だったことからもわかるように、ナチスドイツをモチーフにしたゲームでした。海外版では、ハーケンクロイツが削除され、敵は「バッド」に、ボスは「マスターD」に改名されました。しかし、最終ボスであるマスターDの頭部が爆発するという、かなりグロテスクな描写がそのまま残されていました。当時の任天堂が、ヒットラーの「ゴア表現」を見逃したというのは、なかなかに皮肉な話です。

そして、最も過激だったのは、とあるアドベンチャーゲームに登場した「ある行動」でしょう。ルーカスアーツの『マニアックマンション』は、PCからの移植作品で、多くの修正を加えられましたが、最終的に「ハムスターを電子レンジに入れて爆発させる」という衝撃的な描写が残ってしまいました。これは、任天堂がもし気づいていたら、絶対に削除していたはずの内容です。

さらに、アニメ・漫画原作のゲームも。デューク東郷こと『ゴルゴ13』のファミコン版では、スナイパーライフルで敵を撃つと血しぶきが飛び散り、街中では銃撃戦が繰り広げられます。さらに驚くべきことに、示唆的なラブシーンまで描かれていました。これはデューク東郷のライフ回復にもつながるという、なんとも大胆な仕様です。

NES史に残る問題作とオカルト

最後にご紹介するのは、ある意味で最も任天堂のポリシーに反していたであろう2つのタイトルです。 『NARC』は、麻薬取締官が主人公のシューティングゲームで、敵は麻薬を投げて攻撃してきます。過激な暴力描写に加え、「麻薬の使用」まで示唆されるという、当時の任天堂の基準の80%に違反していたであろう問題作です。しかし、ゲームの目的が「麻薬撲滅」であったためか、任天堂はこれを黙認しました。 そして、究極の問題作が『Taboo: The Sixth Sense』です。これは8ビット機でタロットカード占いをシミュレーションするゲームなのですが、オカルト的な要素が満載でした。箱には「18歳以上推奨」と書かれていましたが、それ以上に問題だったのは、露骨な悪魔崇拝のシンボルや「ヌード」まで描かれていたことです。これを任天堂がどうして見過ごしたのか、今となっては謎としか言いようがありません。

項目 内容
プラットフォーム NES(ファミコン)
発売時期 1986年~1991年頃