2026年08月04日 | #ゲーム #発売 #アプデ | Polygon
人気トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』にて、未発表だった「Mystery Booster: Commander Edition」収録の新規カード情報が、米インディアナ州で開催されたGen Conの招待制イベントで初公開されました。同製品は、50種類以上の新規伝説のクリーチャーと数百種類の再録カードを収録するとのこと。これまで謎に包まれていた新規カードの全貌が一部明らかになり、プレイヤーの間では早くもデッキ構築への期待が高まっています。
常識を覆す司令官たち
これまでのコマンダーは、特定の色内で安定してカードを引き、マナを増やす伝説のクリーチャーが主流でした。しかし、『Mystery Booster: Commander Edition』では、その常識を覆すような司令官が多数登場します。例えば、「Ashaya’s Enduring Bond」は、伝説のソーサリーを司令官として使用できるという革新的なカードです。注ぎ込んだマナ量に応じて「Discover」効果を発揮し、コマンダーゾーンから繰り返し唱えることで、強力なコンボを狙えるとのこと。正確なデッキ構築が求められますが、うまく構築できれば、猛烈な速さでゲームを支配する可能性を秘めています。
懐かしさと新しい風が融合
長らく忘れ去られていたキャラクターやメカニズムに焦点を当てたカードも多数収録されています。1999年の拡張セット「Urza's Destiny」のフレーバーテキストで初登場した「Davvol, Evincar of Rath」が、ついに自身のカードとして登場。ライフ喪失と引き換えにマナを生み出す能力は、約25年前の登場カードを彷彿とさせ、ゴルガリ(黒と緑)の横展開戦略や生け贄デッキで猛威を振るうことでしょう。また、20年間コマンダーとして正式に認められていなかった4色ネフィリムサイクルに、ついに公式の伝説のクリーチャー「Nephilim Epochal」が追加されます。これにより、ネフィリムデッキの構築が格段に容易になり、長年のファンにとっては待望の朗報と言えそうです。
予想外の種族と新たなアーキタイプ
コマンダーの醍醐味の一つである種族デッキにも、新たな風が吹き込まれます。「Olag and Miau, New Friends」は、猫とゾンビという全く異なる種族を組み合わせた伝説のクリーチャーで、両方の軍勢が戦場に出るたびに互いを強化し、相手に直接ダメージを与えます。トークン増殖効果やタップを誘発するカードと組み合わせれば、恐るべき速さで盤面を制圧できるでしょう。さらに、「Seluma, Light of Aysen」は、「Rulebreaker」メカニズムにより、天使の色の制約を完全に無視し、歴史上のあらゆる天使をデッキに組み込むことを可能にします。これにより、高コストで多色だった天使たちに新たな活躍の場が与えられ、天使デッキの最強司令官候補として注目されています。
奇妙なパズルと心理戦
「Mystery Booster」製品ならではの、奇妙な相互作用や多人数戦での駆け引きを重視したカードも登場します。「Zagorka, Mother of Sanctum」は、相手に土地を生成する選択肢を与えることで、自分への攻撃を止めるという、心理戦に特化したテムール(緑、青、赤)の統率者です。これにより、自分は盤面を構築する時間を稼ぎつつ、相手を油断させることができます。また、「The Unluckiest Planeswalker」は、呪文オーラを司令官として使用できるモノレッドのプレインズウォーカーで、オーラの色の制約を無視し、マナ加速や手札補充、ゴブリン生成能力も持ち合わせています。これらのカードは、通常のセットでは実現が難しいであろう実験的なデザインですが、『Mystery Booster: Commander Edition』という製品だからこそ、その真価を発揮できると言えるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Mystery Booster: Commander Edition |
| 発売時期 | 2026年11月 |