Electronic Artsがサウジアラビア政府系ファンドのPIFに買収され非上場化を完了!経営陣は「大胆な投資」を宣言し次世代ゲーム開発へ注力すると発表
Electronic Arts(EA)がサウジアラビアの政府系ファンド(PIF)を中心とする投資家コンソーシアムに買収され、非上場化が完了したと発表しました。この買収により、EAは36年ぶりに非上場企業となり、サウジアラビアのPIFが株式の大部分を保有することになります。昨年9月の買収発表から約1年を経て、正式に完了した形です。
サウジアラビアPIFが9割超の株式を保有
今回の買収完了により、EAの株式はPIFが93.4%、米国の投資ファンドSilver Lake Partnersが5.5%、そしてAffinity Partnersが残りの1.1%をそれぞれ保有することになります。PIFは、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が推進する経済多角化計画の一環として、石油依存からの脱却を目指しており、すでにTake-TwoやSNKといった他のゲーム会社の株式も保有しています。
経営陣は今後の大胆な投資と革新を宣言
EAのCEO兼会長であるアンドリュー・ウィルソン氏は、今回の買収を「EAを世界の主要なインタラクティブエンターテイメント企業の一つにした、素晴らしい人々の創造性、野心、情熱を認識する瞬間」とコメントしています。また、新たなパートナーと共に「大胆に投資し、革新を加速させ、次世代のゲームと体験を構築する」と意欲を示しています。PIFの副総裁兼国際投資部門責任者であるトゥルキ・アルノワイザー氏も、エンターテイメントとスポーツがPIFの戦略的重点分野であり、EAの経営陣と協力して持続的な成長と革新を推進していくとしています。なお、『The Sims』シリーズを手がけるMaxisスタジオは、所有権の変更がスタジオの価値観や創造的コントロールに影響を与えることはないと、ファンに伝えています。