『キャンディークラッシュ』開発元Kingが従業員の労働協約締結を拒否、福利厚生の構造変更が従業員に不利益と主張し労働組合は反発の姿勢を明らかに
2026年08月06日 | #ゲーム | DualShockers
大ヒットモバイルゲーム『キャンディークラッシュ』の開発元であるKingは、従業員が要求していた労働協約(CBA)の締結を拒否したことが明らかになりました。Kotakuの報道によると、Kingの社長であるトッド・グリーン氏は「現在の福利厚生の方がKingの従業員にとって良い」と主張しており、その根拠として個人健康保険、育児休暇、年金増額、長期病気休暇などを挙げています。グリーン氏は「CBAを締結しても、これらの福利厚生を継続できないわけではないが、福利厚生の構造を変える必要があり、それはスウェーデンの従業員にとってマイナスになると考えている」と述べています。
Kingが主張する現在の福利厚生
Kingは、従業員に対して公正で競争力のある雇用条件を提供していると強調しています。具体的には、個人健康保険、育児休暇、年金増額、そして長期病気休暇といった手厚い福利厚生が挙げられています。これらは、一般的な労働協約で定められる水準と同等か、それ以上であるとKingは主張しており、CBAを締結することでこれらの福利厚生の構造変更を余儀なくされ、結果的に従業員にとって不利益になるとの見解を示しています。
労働組合の強い決意と背景
スウェーデンの労働組合であるUnionenは、今回のKingの決定について「当然ながら失望している」とコメントしています。Kingの従業員の間では、労働組合への参加意欲が非常に高く、多くの従業員が労働協約を透明な労働条件、より高い安定性、そして職場における影響力を確保する手段と見なしています。Unionenは、この決定を受けても「Kingの組合員を支援し、労働協約を確保するという目標を達成するために全力を尽くす」と表明しており、夏以降も組合員との対話を継続し、今後の進め方を協議していく方針です。また、Unionenの長期的な目標として、スウェーデン労働市場においてより多くの従業員が労働協約の適用を受けることを目指しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゲームタイトル | 『キャンディークラッシュ』 |
| ジャンル | パズル |
| 開発元 | King |