『The Last of Us Online』はNaughty Dogの主要プロジェクトだった、開発中止が新作空白期間の要因に
Naughty Dogが開発中止を発表した『The Last of Us Online』は、単なる「サイドプロジェクト」ではなく、スタジオにとって主要なリリースと位置づけられていたことが報じられています。このプロジェクトが中止されたことが、Naughty Dogが2020年以降、新作ゲームを発表していない大きな理由の一つとされています。
『The Last of Us Online』は大規模プロジェクトだった
ジャーナリストのジェイソン・シュライアー氏によると、『The Last of Us Online』は、Naughty Dogが現在開発中の新作「Intergalactic: The Heretic Prophet」までの時間を稼ぐためのプロジェクトではなく、スタジオの主要なリリースとして見なされていたとのことです。また、「Intergalactic」の開発チームの大部分は、『The Last of Us Online』の中止後に合流したとシュライアー氏は伝えています。
開発中止の背景とNaughty Dogの現状
以前の報道にもあるように、『The Last of Us Online』は開発終盤に、リリース後も長期的なサポートに多大なリソースと時間が必要となり、Naughty Dogが重視するシングルプレイヤープロジェクトの開発を遅らせる、あるいは妨げる可能性があると判断されました。その結果、プロジェクトは中止され、スタジオのリリースサイクルに大きな空白が生じることになりました。Naughty Dogは『The Last of Us Part 2』以降、新作を発表していませんが、現在は複数のプロジェクトが進行中であり、将来的にこのような大きな空白期間が生じるのを防ぐことができるかもしれないとしています。
ファンからの期待と未発表プロジェクト
『The Last of Us Online』は、開発中止が発表された際、多くのファンを失望させました。『The Last of Us Part 1』のマルチプレイヤーモード「Factions」は、その過酷で激しい戦闘とユニークなPvPゲームプレイでシリーズファンに愛されており、このコンセプトを拡張した単独ゲームへの期待が高まっていました。残念ながら、その全貌が明らかになることはありませんでしたが、クローズドでプレイした人々からは、プロジェクトに対して非常に肯定的な意見が聞かれたとのことです。Naughty Dogは『The Last of Us Part 2』からマルチプレイヤー要素を削除し、シングルプレイヤーに注力することを決定した後、このマルチプレイヤープロジェクトに7年間を費やし、開発が約80%まで進んだ段階で中止されたと報じられています。