Unity CEO、コンソールのコスト高は一時的でゲーム市場は今後10年に飛躍と予測
2026年08月26日 | #その他 | GamesRadar+
Unity TechnologiesのMatthew Bromberg CEOは、RAM不足や貿易戦争でゲーム機の製造コストが上昇している状況を「一時的なコスト圧力」と見ています。コンソール市場は厳しい局面にあるものの、GTAのような大型タイトルが今後もゲーム機向け需要を支えるとの見方を示しました。
部品不足と関税でゲーム機の価格が上昇
Nintendo、PlayStation、Xboxはいずれもゲーム機の価格を大幅に引き上げており、PlayStationとXboxでは過去1年に複数回の値上げが行われています。AIデータセンターの拡大やメモリ消費の大きい機器の増加による部品不足に加え、アメリカで導入された関税もメーカーの負担を押し上げ、その影響が消費者に及んでいるとのことです。
PlayStationは2028年に物理ゲームディスクの生産を停止し、次世代機をデジタル専用で展開する計画も発表しています。原文では、こうした方針の背景にも現在の製造コストの問題があると見ています。
Unity CEOはコンソール市場の回復を予測
Bromberg CEOは、The Game Businessの取材に対し、ゲーム機のコスト高について「前例がなく、通常とは逆に価格が上がっている」と説明しています。その一方で、ゲーム機向けの大作が大量に消費される状況は続き、GTAのような作品でそれを確認できるとしています。
また、コンソール市場では高齢化したユーザー層を若年層が以前ほど補えていないとも指摘しながら、「プラットフォームは活気に満ちている」と主張。今後はヒット作がさらに登場し、コストも低下すると予測しています。
今後10年はゲームの進化が加速すると主張
Bromberg CEOは、これからの10年間に開発されるゲームについて、過去10年間の作品を上回るほど優れ、没入感の高いものになると予測しています。プレイヤーを引き込む表現力や没入感はまだ発展の初期段階にあり、ゲーム業界にとって最良の時期はこれから来るとの見方です。
ただし、Bromberg氏はゲームエンジンを手がけるUnity TechnologiesのCEOであり、ゲーム業界の成長を肯定的に語る利害関係があります。原文ではその点を踏まえ、同氏の発言には割り引いて見るべき面がある一方、業界の内部事情に接する立場からの見解として無視もできないとしています。