← 最新記事一覧

『Deltarune』Chapter 5でDess失踪やKnightの正体に新たな謎

2026年09月03日 | #ゲーム | DualShockers

『Deltarune』Chapter 5でDess失踪やKnightの正体に新たな謎

『Deltarune』Chapter 5は、物語が本格的に動き出す前の「最後の楽しい冒険」として描かれながら、主要人物や世界の仕組みに関する謎をさらに増やす内容になっています。原文筆者は、キャラクター同士の関係やコミカルな展開を評価しつつ、Chapter 5の終盤で提示された複数の伏線が、今後の物語に向けた大きな疑問になったと見ています。以下では、通常ルートとWeird Routeの展開を含む重大なネタバレを扱います。

Asgoreが語らなかった「Incident」の正体

Chapter 5の終盤、Asgoreは物語の悲劇に深く関わる「Incident」について触れます。しかし、Noelleの姉であり、長らく行方不明になっているDessに関係する出来事だと考えられてきたにもかかわらず、Asgoreの話から具体的な事実はほとんど明らかになりませんでした。

原文筆者は、Asgoreに直接迫れば事件の全容が分かると期待されていたのに、実際には「誰が事件を知っているのか」「Asgoreは何を目撃したのか」「被害者はDessだけだったのか」という疑問が残ったと指摘しています。Chapter 6は、Toby Fox氏のニュースレターによれば比較的短い内容になるとされており、この事件について少なくとも一部の説明が行われる可能性があると原文筆者は推測しています。ただし、現時点では事件の発生日時や経緯、Dessの安否を断定できる情報は示されていません。

幼さが際立つRoaring Knightと植物のDark World

正体が長く議論されているRoaring Knightは、Chapter 5でこれまで以上に具体的な性格を見せました。強大で自然災害のような存在として語られてきた一方、実際の行動は短気で挑発に弱く、かなり子どもっぽいものです。

本作では、KnightがFloweryに絡まれた際、逃げるより先に立ち止まって戦おうとします。さらに逃走中には、Floweryの挑発に乗せられて墜落する場面も描かれました。Chapter 3でも、Susieから侮辱された際に激しく反応しており、原文筆者はこの一連の描写がKnightの人物像を考えるうえで重要だとしています。この幼稚さから、RudyやCarolがKnightの正体だとする一部の説には合わないのではないか、という見方も示されています。

また、Chapter 5ではDark Worldにおける植物の扱いも新たな疑問を生みました。これまでの基本的なルールでは、生きているLightnerはDark Worldで別の姿や能力を得る一方、無生物は意思を持つDarknerになると理解されていました。Chapter 4では、Lightnerのエッセンスに囲まれた物体が、そのLightnerをDarknerとして蘇らせるような仕組みも示されています。

ところがChapter 5のFlowersは、現実世界における植物としての記憶を持ちながら、戦闘に参加し、世界の一部へ直接影響を与えます。つまり、DarknerとLightnerの両方に近い性質を持つ存在として描かれました。終盤ではこの植物の特性が大きく扱われたため、原文筆者はRalseiの本当の姿にも関係する可能性を挙げています。Ralseiが物語の最終局面でBunkerへ向かうには、Hometownを囲む木々の根だけが遠くまで到達できる手段になるのではないか、という推測です。

Soulの新形態とGasterをめぐる伏線

Chapter 5では、Soulの色による形態が初めて章のメインボス戦に直接関わり、さらに新しいオレンジの形態も登場しました。これまでSecret Bossたちは、Undertaleで示された既存のSoul形態を利用し、それぞれに追加のギミックを与えていましたが、今回はプレイヤーが本編の戦闘で新たな仕組みに向き合うことになります。

原文筆者は、Soulの形態が単なる戦闘システムではなく、今後は物語そのものに関わるのかに注目しています。オレンジの形態によって新しいプレイスタイルが提示されたことで、まだ登場していないSoul形態も含め、Chapter 6やChapter 7で別のゲームプレイが用意される可能性があるとしています。ただし、各色の意味や物語上の役割について、Chapter 5だけで確定したわけではありません。

Gasterに関する手がかりも、Chapter 5で存在感を増しました。キャラクター作成画面のテーマがGasterの名前と結びついていることや、Roaring Knight戦でプレイヤーを促す奇妙な声など、Gasterはこれまでも本作の各所でほのめかされてきました。Festivalでは、Undertaleに登場したGonerに似たNPCが、Onionsanの失踪からわずか1日後にOnion Takoyakiを販売しています。

このGonerに似た人物の重要性が高まり、Mystery ManのEggにまつわるクエストも一区切りを迎えたことで、Gasterが本格的に姿を現す時期が近づいたのではないかと原文筆者は見ています。現時点で確認できるのはあくまで断片的な示唆ですが、Bunkerや本作の最終的な秘密へ近づくにつれ、Gasterが物語の中心へ関わる可能性が注目されます。

Weird RouteとKris、Susieに残された不穏な問題

Chapter 2から続くWeird Routeは、KrisとNoelleを精神的に追い詰める別ルートとして描かれてきました。Chapter 5ではその不穏さがさらに強まり、通常より早い形で物語が終了したうえ、Chapter 6を丸ごと飛ばす展開になります。原文筆者は、この結末に加えてChapter 7にB-sideが存在するという予告めいた要素を、脅威的な展開として受け止めています。

Weird Routeを完了すると、セーブに使われたファイルへ恒久的な印が残るとされています。さらに、ゲームのコードに現れる会話や、Noelleが自分のNPCとしての役割を認識し、そこから抜け出そうとする描写も、このルートのメタ的で暗い性質を強めています。Incidentと並び、物語の最終局面へ向かううえで最大級の疑問を残した要素だと原文筆者は述べています。

Krisがなぜ複数の陣営に関わるような行動を取っているのかも、ルートを問わず解決していない古い謎です。KrisはSusieやRalsei、そしてある程度はプレイヤーにも気持ちを寄せているように描かれますが、別の相手と通じているような二重の行動は、いずれ大きな対立を招く可能性があります。

通常ルートのChapter 4とChapter 5の終盤では、Krisが電話の向こうにいる奇妙な声の計画へ、完全には従わなくなっているような場面もありました。SusieやRalseiとの関係が深まる一方、家族が危険にさらされる状況では、Krisが自分の本当の目的を隠し続けられる時間も限られています。原文筆者は、この動機が明かされたとき、仲間との関係に大きな衝撃が走ると予想しています。

終盤には、Floweryの土に隠されたBunker CodeをKrisが取り出そうとする場面もあります。コードを手に入れることには失敗しますが、警告ラベルの付いた種の束を持ち去ることには成功しました。このやり取りはスキップできない会話として描かれ、プレイヤーにその不審な袋を意識させる構成になっています。

原文筆者は、この種が単に新たなFlowersを生み出すためのものなのか、それともKrisの計画に使われるのか、2つの可能性を挙げています。Undertaleでは、最初に落ちてきた子どもであるCharaが、黄色い花であるバタースコッチではなく、原文でbuttercupsとされる花によって自らを毒殺したという設定があり、今回の種がその悲劇を想起させる点にも注目しています。ただし、Krisが何を意図して種を持ち去ったのかは、まだ明らかになっていません。

最も大きな懸念として原文筆者が挙げているのが、Susieの現実逃避です。物語の当初から、フィクションの世界へ逃げ込むことや、そこで生きる意味を見つけることは本作の重要なテーマでした。Chapter 5のラストでSusieは家へ帰るよう促されても、学校の物置で眠ることを選びます。そこがCastle Townへつながる入口である可能性はあるものの、RalseiはDark Worldでは現実の食料を得られないと警告しています。

Susieが現実世界で自分の生活を維持しなくなれば、仲間が最も必要とする局面で心身ともに崩れてしまうかもしれません。Dark Worldに安らぎを見いだすほど、Light Worldのために戦うことを拒む危険もあります。Gasterの動向と並び、原文筆者はSusieが現実から離れていく展開を、今後もっとも強く掘り下げてほしい物語上の要素の1つとしています。