宮崎英高、足フェチ説の出どころが分からないと語る
2026年09月04日 | #その他 | GamesRadar+
FromSoftwareの宮崎英高氏が、自身に「足へのこだわりがある」というファンのうわさについて、なぜそう言われるのか分からないと語りました。新作The Duskbloodsなどで繰り返し描かれる手のモチーフとともに、同社作品に裸足の重要人物が多い理由にも注目が集まっています。
宮崎氏が語った「手」のモチーフ
The Guardianのインタビューで、宮崎氏はThe Duskbloodsに登場する手のモチーフについて説明しました。手が作品内で繰り返し描かれることについて、同氏は「常に意識しているわけではなく、もしかすると無意識のものが表れているのかもしれません」と話しています。
The Duskbloodsでは、ゲーム開始直後から手と手が伸びていく印象的な演出が描かれます。FromSoftware作品では、エルデンリングの初期トレーラーにも複数の手が登場しており、後にそれらがゴドリックの手だったことが判明しました。本編でも巨大なゾンビの手が敵として現れるほか、無数の指で構成された神のような存在や、巨大な指を思わせる武器が登場します。
宮崎氏は、こうした表現について特定のモチーフを説明するというより、「人間の性質や、人間の存在そのもののうち、言葉にしにくい側面を描こうとしている」と説明しています。手が持つ接触、支配、祈り、異形化といった複数の意味が、作品ごとに異なる形で使われていると考えられます。
「足へのこだわり」のうわさに本人が困惑
一方で、宮崎氏はインターネット上にある自身の足フェチ説にも言及しました。「ネットを見ると、私には足へのこだわりがあるといううわさがありますが、正直なところ、どこから出てきたのか分かりません」と語ったとのことです。
この発言に対し、原文筆者は、うわさが完全に誇張された冗談だとしながらも、ファンがそう考えた理由は理解できるとしています。最初のDemon's Soulsに登場する黒衣の火防女をはじめ、FromSoftware作品には裸足で描かれる中心人物が複数存在します。そうした人物は、巫女や修道女を思わせる女性であることが多く、ボスとして登場する場合もあります。男性キャラクターが該当することもありますが、作品全体で一貫したルールが示されているわけではありません。
裸足のデザインが示すもの
裸足というデザインは、単なる視覚的な特徴にとどまらない可能性があります。黒衣の火防女は、名前の通り地上や大地に結び付いた存在として描かれています。また、Dark Soulsの半竜プリシラは、露出した身体の特徴によって人間らしさを感じさせるデザインになっています。
原文筆者は、裸足の表現が脆弱さ、謙虚さ、苦難、伝統などを示すこともあると指摘しています。靴を履かないことによって、人物が大地に接していることや、社会から切り離された存在であることを印象付けられるためです。ただし、芸術表現には明確な理由を説明できないまま定着する要素もあります。理由が分からないものほど、プレイヤーが独自の解釈を加えたり、最も面白い答えを冗談として作り出したりしやすいのかもしれません。
なお、原文では、物語上の人物がほぼ声だけで描かれるArmored Core 6のような作品は、裸足の人物を数える対象には含めていません。今回の発言は、宮崎氏が特定の嗜好を認めたものではなく、手や足を含む身体表現が無意識のモチーフとして作品に現れること、そしてファンがそこから独自のうわさを広げていることを示す内容となっています。