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有名開発会社が手がけた知られざるXbox 360向けRPG 10選

2026年09月05日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

有名開発会社が手がけた知られざるXbox 360向けRPG 10選

有名スタジオの代表作に埋もれ、存在そのものを忘れられたXbox 360向けRPGは少なくありません。中には後に大作を送り出す開発会社の初期作や、現在では入手できないタイトルも含まれています。原文では、評価や知名度に恵まれなかった10作品を、開発会社の実績とともに紹介しています。

大手スタジオの意外な脇道

Certain AffinityのCrimson Allianceは、HaloやCall of Dutyシリーズの開発支援で知られる同社が、自社タイトルとして手がけたファンタジーアクションRPGです。Xbox Live Arcade向けに配信されたフリーミアム形式の作品で、戦闘を評価する声はあったものの、全体的な評価は平均的でした。Halo 2、Halo 3、Halo: Reachなどに関わってきたスタジオのオリジナル作品という点は興味深いものの、原文筆者は本作を、知名度が低いままになった理由が分かるタイトルと見ています。

Piranha BytesのRisen 3: Titan Lordsも、実績ある開発会社の作品ながら、シリーズの中で特に語られにくい存在です。Piranha BytesはGothicやRisenで知られ、後年にはELEXとELEX IIも手がけました。Risenシリーズ自体は同社の歴史における重要作ですが、Risen 3の評価はPC版と家庭用版で大きく異なります。PC版には一定の評価があった一方、PS3版のMetacriticスコアは36、Xbox 360版は44にとどまりました。原文では、こうした評価の低さによって、現在ではむしろ作品が忘却の中に落ち着いてしまったと説明されています。

NexonのDungeon Fighter LIVE: Fall of Hendon Myreは、巨大なオンラインゲームシリーズから派生したXbox Live Arcade向けタイトルです。Dungeon Fighterシリーズはモバイルゲームを含む幅広い展開で知られ、アニメ、漫画、中国で制作されたアニメーション作品も存在します。しかし、このXbox 360版はシリーズの中でも特に知名度が低い作品です。アクションRPGと2D横スクロールのベルトスクロールアクションを組み合わせ、3種類のキャラクタークラスを収録していました。2012年に配信されたものの、2015年には販売終了となり、現在はXbox Live Arcadeから削除されています。

有名作を持つ会社の知られざるRPG

Obsidian EntertainmentのAlpha Protocolは、スパイを題材にしたRPGです。同社はFallout: New Vegas、The Outer Worlds、South Park: The Stick of Truth、Star Wars: Knights of the Old Republicなど、多数の著名作で知られています。その一方で、原文筆者は同社の作品を何度も遊んできたにもかかわらず、Alpha Protocolの存在を長く知らなかったとしています。

本作は発売後の評価が大きく割れた作品で、販売元のSegaも商業面での結果に失望していたとのことです。現在ではカルト的な支持を持つ作品として扱われることもありますが、多くのゲームファンにとっては、Obsidianの代表作として名前が挙がるタイトルではありません。評価の分裂と商業的な不振が、知名度の低さにつながった作品といえます。

Cyanideが開発したGame of Thronesは、世界的なテレビシリーズとして大ブームになる前の作品です。CyanideはPro Cycling Manager、Call of Cthulhu、Werewolfなど、複数ジャンルのゲームを手がけてきましたが、特に自転車競技ゲームで高い知名度を得ていました。同社がA Song of Ice and Fireの世界を本格的なRPGとしてゲーム化したのが、この作品です。

ただし、評価は平均的で、Xbox 360版のMetacriticスコアは52でした。後に巨大な人気を獲得したテレビシリーズの存在があるだけに、ゲーム版はより大きな作品の陰に隠れる結果となりました。原文では、Game of Thronesというブランドの知名度とは対照的に、このRPGがほとんど話題に残っていない点が強調されています。

PopCapのGyromancerは、同社の代表的なカジュアルゲームとは大きく異なる一作です。PopCapはPlants vs. ZombiesやBejeweledで知られ、60本以上のゲームを手がけてきました。そんな同社が2009年に送り出したGyromancerは、Square Enixが販売したパズルRPGです。

本作では、Bejeweledに通じるパズルの仕組みをRPGの戦闘に組み込み、モンスターとの戦いを進めていきます。パズルRPGの先行作Puzzle Quest: Challenge of the Warlordsから影響を受けた構成で、ポップなパズルゲームで知られるPopCapがRPGに取り組んだ一回限りの試みでした。原文は、コンセプト自体は一見奇妙でありながら、PopCapが手がけた作品として考えると意外に納得できるタイトルだと紹介しています。

評価に恵まれなかったアクションRPG

Arkane StudiosのDark Messiah of Might and Magic: Elementsは、現在の同社からは想像しにくいタイプの作品です。ArkaneはDishonored、Prey、Deathloopなどで知られていますが、本作はそれらよりも直線的なファンタジーアクションRPGとして作られました。PC版のDark Messiah of Might and MagicをXbox 360向けに展開した作品で、Elementsでは新たなレベルと刷新されたマルチプレイヤーモードが追加されています。

もともとはArx Fatalisの続編として企画されていたものが、Ubisoftからの依頼を受けてDark Messiahへと変化しました。ValveのSourceエンジンを採用し、物理演算を生かした近接戦闘を特徴としていましたが、Xbox 360版の評価は厳しいものでした。GameSpotの2008年「Flat-Out Worst Game Award」にノミネートされたこともあり、原文では、今日ほとんど語られないのも不思議ではない作品とされています。

InXileのHunted: The Demon's Forgeは、同社の有名作とは異なる方向性を持つダークファンタジーRPGです。InXileはInterplay Entertainmentの創設者だったBrian Fargoが設立した会社で、The Bard's Tale、Wasteland 2、Wasteland Remastered、Wasteland 3などを手がけています。特にWastelandシリーズが大きな支持を集める前に発売されたHuntedは、2人協力プレイに対応したダンジョンクローラーとして作られました。

本作はInXileの作品としてRPGの系譜には含まれますが、The Bard's TaleのユーモアやWastelandシリーズの強い個性には届かなかったと原文筆者は見ています。評価も中程度にとどまり、後に同社を代表する作品群の陰に隠れました。著名な開発者が関わり、ジャンルも得意分野に近かったとしても、作品独自の魅力が広く定着しなければ、知名度を維持するのは難しいことが分かります。

スタジオの歴史やシリーズの影に埋もれた作品

Silicon KnightsのX-Men: Destinyは、同社にとって最後のゲームとなった作品です。Silicon KnightsはCrystal Dynamicsと共同でBlood Omen: The Legacy of Kainを開発し、GameCube向けにはMetal Gear Solid: The Twin Snakesも手がけました。一方で、Legacy of Kainの権利をめぐる法廷闘争を経験し、Epic GamesとのUnreal Engine 3をめぐる問題では、Too Humanを中心とした高額な争いに発展しています。

そのToo Humanに続く同社最後の作品が、アクションRPGとベルトスクロールアクションを組み合わせたX-Men: Destinyでした。発売後は否定的な評価を受け、さらにActivisionとMarvelのライセンス問題によって販売終了となっています。作品単体の評価だけでなく、開発会社の倒産とライセンス事情まで重なったことで、現在は入手しにくく、振り返られる機会も少ないタイトルです。

CapcomのMonster Hunter Frontier Zは、シリーズの知名度から考えると意外なほど知られていない作品です。Monster Hunterに加えてResident Evil、Street Fighter、Mega Man、Devil May Cry、Dragon's Dogma、Marvel vs. Capcomなどを抱えるCapcomにとって、シリーズ名だけで世界的な認知度を持つ作品は少なくありません。しかし、Monster Hunter Frontier Zは主に日本向けに展開されたオンラインゲームで、コアなファン以外には知られにくい立ち位置でした。

Xbox 360版が存在したことも、本作が特別な存在となった理由です。日本の地域制限を越えて遊ぶため、欧米のモンスターハンターファンがVPNを利用してアクセスを試みるほどの関心を集めた一方、オンラインサービスは2019年に終了しました。シリーズ最大級のブランドを持つ会社の作品であっても、展開地域やサービス形態によっては、一般的なファンの記憶から外れてしまいます。

知名度が低くなった10作品の共通点

今回挙げられた作品には、評価が低かったものだけでなく、一定の支持やカルト的な人気を得たものも含まれています。Crimson AllianceやGyromancerのように、開発会社の主力ジャンルから外れた挑戦作もあれば、Alpha ProtocolやHunted: The Demon's Forgeのように、後年の代表作が強く印象に残ったことで相対的に忘れられた作品もあります。

また、Xbox Live Arcadeから削除されたDungeon Fighter LIVE: Fall of Hendon Myre、ライセンス問題で販売終了となったX-Men: Destiny、2019年にサービスを終えたMonster Hunter Frontier Zのように、現在のプレイヤーが触れにくい事情を抱える作品もあります。原文が示しているのは、知名度の低さが必ずしも開発会社の規模やシリーズの人気だけで決まらず、評価、販売地域、配信終了、後続作品の存在といった複数の要因で決まるという点です。