『The Elder Scrolls 4: Oblivion Remastered』Switch 2版で携帯機の冒険がより遊びやすく
2026年09月05日 | #レビュー | GamesRadar+
広大なファンタジー世界を目的地を決めずに歩き回り、予想外のクエストに巻き込まれていく――そんな遊び方を求める人にとって、本作は今も強い存在感を持つRPGです。Switch 2版では携帯機でのシロディール探索が快適になり、リマスターによる映像面と遊びやすさの改善も加わっています。原文筆者は、週末だけでなく年間を通して勧められる作品だと評価しています。
自由な冒険を支える世界とクエスト
本作の魅力は、プレイヤーが決めた目的よりも、道中で起こる出来事のほうが冒険を大きく変えていく点にあります。NPCには生活スケジュールが設定されており、街を歩いているだけでも予想外の場面に出会えます。ギルドに加入する、誘拐されて海へ連れていかれる、邪悪なユニコーンにマップを横断して追われるなど、プレイするたびに異なる展開が生まれる構成です。
原文筆者は、古典的なRPGらしい不便さと現代的な遊びやすさのバランスが、本作を特に優れた作品にしているとしています。リマスター版ではグラフィックが刷新されたほか、ダッシュ機能が追加され、レベルアップの仕組みも簡略化されました。戦闘もより動きのあるものになっており、初めて触れるプレイヤーにとっての入り口として、オリジナル版より適した内容になっています。
リマスター版で広がる遊び方
シロディールでは、都市間を移動しながら複数の勢力に関わることができます。闇の一党の暗殺者として活動することも、魔術師ギルドで自分だけの呪文を作ることも可能です。原文筆者は、後発のSkyrimでは本作のような自作呪文の楽しさが完全には再現されなかったと述べており、リマスター後も中核となるRPG体験は色あせていないと評価しています。
なかでも印象に残るクエストとして挙げられているのが、闇の一党の「Whodunit?」です。閉ざされた屋敷に集められたパーティー参加者を殺害する任務で、誰にも怪しまれずに遂行できれば大きなボーナスを得られます。参加者と交流し、屋敷を調べながら標的を追い詰めていく内容で、Bethesda作品のなかでも特に優れたクエストの1つだと原文筆者は評しています。
必要なプレイ時間と注意点
本作は、どれだけ寄り道するかによってプレイ時間が大きく変わります。メインクエストだけを急いで進める場合は10時間以内で終えられる一方、街やギルド、道中の出来事を積極的に追えば、プレイ時間は大幅に伸びます。原文筆者の初回プレイは60時間を超えても継続中とのことです。
一方で、PC版にはパフォーマンス面の問題が残っているため、PCで遊ぶ場合は推奨スペックを満たしているか確認する必要があります。また、メインクエストは後回しにしすぎないほうがよいとされています。プレイヤーのレベルが上がった後半では、メインクエストの難度が非常に高くなるためです。
対応プラットフォームと総評
本作はPS5、Xbox Series X|S、PC、Switch 2でプレイできます。原文筆者は発売時点で本作を「お気に入りのRPGを完璧に再構築した作品」と評価しており、現在もその見方は変わっていないとしています。
まだシロディールを訪れていない人には、色彩豊かで個性の強いRPG世界への入り口として、過去に遊んだ人には新たな出来事に出会える再訪先として機能する作品です。どれだけプレイしていても別の驚きが待っている、という点こそが、本作を長時間遊び続けられる理由といえます。