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Double Fine、Microsoftから独立も23人をレイオフ ティム・シェーファー氏が買収への警戒と決断を語る

2026年09月05日 | #その他 | GamesRadar+

Double Fine、Microsoftから独立も23人をレイオフ ティム・シェーファー氏が買収への警戒と決断を語る

Double FineがMicrosoft傘下での7年間を終え、独立スタジオとして再出発しました。一方で、独立直後には23人のレイオフも実施されており、創業者のティム・シェーファー氏は、スタジオを存続させるための苦渋の決断だったと説明しています。買収当初からMicrosoftによるスタジオ閉鎖を警戒していた同氏が、現在の状況と今後の方針を語りました。

Microsoftによる買収を当初は拒んでいた

Double Fineは2019年にMicrosoftから買収を提案されましたが、シェーファー氏は当初、「あなたたちはスタジオを閉鎖するのが大好きだ」と考え、買収されたくないと思っていたとのことです。Double Fineは独特なアイデアを重視するスタジオであり、Psychonauts 2のような作品だけでなく、陶芸と格闘を組み合わせたKilnのような実験的な企画にも取り組んできました。そうした創作方針が、大企業の傘下で維持できるのかを懸念していたとみられます。

当時のMicrosoft Gaming CEOだったフィル・スペンサー氏がDouble Fineの作品を高く評価していたことに加え、XboxのCCOであるマット・ブーティ氏からは、スタジオが自律的に活動できると説明されたとシェーファー氏は振り返っています。その後、Double FineはMicrosoft傘下でも独立性を保って活動していましたが、Xboxの大規模な経営体制刷新を機に状況が変わりました。

経営体制の刷新で独立を決断

Double Fineは7月6日、Compulsion Gamesなど3つのスタジオとともにMicrosoftから独立しました。シェーファー氏は、Xbox内に残っていれば、スタジオがその年にMinecraft級の大ヒットを生み出さない限り存続できなかっただろうと考えていたとしています。

新たなXbox CEOのアーシャ・シャルマ氏がDouble Fineを閉鎖するとは考えていないものの、今回の対象に含まれる可能性は事前に感じ取っていたとのことです。シェーファー氏はその兆候について、「冗談のメッセージに相手が返事をしない。そうやって、はっきり知る前に気づく」と表現しています。明確な通知を受けるより先に、組織内の空気の変化から判断していたようです。

シェーファー氏はスタジオを犬にたとえ、「Double Fineを廃業させるのは私以外にいない。アーシャが私の犬を撃つことはない。撃つのは私だが、うまくいくと分かっているから撃たない」と語りました。多くの人がその犬を散歩させたがっている、と続けており、スタジオを自ら管理し、存続させる意思を示しています。

独立後もレイオフを実施

独立を果たした一方、Double Fineは23人をレイオフしました。シェーファー氏は、スタジオの存続以外の理由でこのような痛みを伴う措置を検討することはないと説明しており、今回の人員削減が事業を維持するための判断だったとしています。

同氏は、Double Fineが創造的で風変わりな作品を作り続ける必要があるとも述べました。そうした挑戦をやめれば、いずれ誰からも関心を持たれなくなる一方、作品は制作の難しさに見合うほど利益を生むものではないため、作っていて本当に楽しく、報われるものでなければならないとのことです。独立後も、短期的な大ヒットだけを狙うのではなく、チームを維持しながら実験的なゲーム作りを続ける姿勢を明らかにしています。