Xbox Cloud Gamingの月間利用制限は採算ラインに設定されたとの報道
2026年09月06日 | #噂・リーク | Eurogamer
Xbox Cloud Gamingの新たな月間利用制限は、Microsoftがサービスで利益を出せなくなる境界に設定された可能性があると報じられました。Game Pass Ultimateでは月15時間までに制限され、背景にはAI向けデータセンターへの投資によるサーバー資源の圧迫があるとされています。
3段階のGame Passに利用上限を設定
MicrosoftはXbox Game Passの全3プランを対象に、クラウドゲームの月間ストリーミング時間を制限します。Essentialは5時間、Premiumは10時間、Ultimateは15時間まで利用できます。
Windows Centralは匿名のMicrosoft関係者から得た情報として、Ultimateの15時間という上限は任意に決められたものではなく、それを超えるとMicrosoft側のコストが収益を上回る損益分岐点に相当すると伝えています。
AI投資とXbox事業のコスト削減
同サイトは、MicrosoftのAI投資によってサーバー用メモリへの需要が高まり、Azureの容量がゲームストリーミングよりAI関連の処理に優先配分されていると説明しています。今回の制限は、レイオフやプロジェクトの中止など、Xbox事業全体で進むコスト削減の一環だとしています。
Statistaの2025年の調査では、ゲームをプレイする時間は米国で週平均9.5時間、英国で6.38時間、世界全体で6.56時間でした。月間上限を週単位のプレイ時間と比較すると、クラウドだけで継続的に遊ぶユーザーには厳しい制限となる可能性があります。
クラウドゲームへの期待は継続
Xboxがクラウドゲーム事業を縮小する一方、業界大手は将来性を見込んでいます。Take-Two InteractiveのStrauss Zelnick CEOは最近の財務報告で、約3年以内に誰もがゲームをストリーミングするようになるとの見通しを示したとしています。
また、XboxはInsider Program向けに広告付きゲームストリーミングのテストを開始しました。コンソールやゲーミングPCの購入費が上昇するなか、将来的にストリーミングがゲームを遊ぶための主要な選択肢になる可能性がある一方、AIデータセンターの拡大や今回の利用制限が普及の課題になっています。