『Build that Bridge』、壁ではなく橋を作る無料ブラウザゲーム
2026年09月06日 | #その他 | Eurogamer
ホワイトハウスが公開した壁建設ゲームへの応答として、オランダのアーティストが無料ブラウザゲームを制作しました。テトリス風のルールで川の両岸から橋を伸ばし、移民排除を扱うゲームに対して人々のつながりを訴える内容です。
ホワイトハウスのゲームへの対案
オランダのアーティスト兼ソーシャルデザイナー、Wouter Sieuwerts氏が公開した本作は、ホワイトハウスのサイトArcade.Govで先週配信されたBuild the Wallへの直接的な応答です。Build the Wallでは、迫り来る「異星人」に対抗するようにブロックを積み上げ、南部国境に壁を築きます。
Sieuwerts氏は、アメリカの植民地化が子ども向けの遊びにされたのと同じように、ホワイトハウスが移民の排除をゲーム化していると批判しています。そのうえで、「壁よりも橋を作りたい人のために、このゲームを作りました。遊びながら声を届けてください」と呼びかけています。
プレイヤー同士のつながりを可視化
プレイヤーは自分で橋を作り始めることも、他のプレイヤーが作っている橋に参加することもできます。川岸には参加地点を示すマーカーが表示され、どこから他のプレイヤーが建設に加わっているのかを確認できます。
ゲーム内では、橋を作った人数、現在建設中の人数、すべての橋で成立した「出会い」の回数をリアルタイムで集計します。Sieuwerts氏は、この数字をプレイヤーたちの集合的な声と位置づけています。
テトリス社も距離を置く
本作の公開は、テトリスの権利を保有するThe Tetris CompanyがBuild the Wallへの関与を否定した数日後の出来事です。同社は、テトリスが持つ「人々をつなぎ、結びつける力」を信じていると表明し、同ゲームから距離を置いていました。
本作は広告、データ収集、アカウント登録なしで、buildthatbridge.euから無料でプレイできます。難民の定住支援に関心があるプレイヤーには、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が案内されています。