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『Honkai: Nexus Anima』は捕獲したAnimaで戦うオートバトル作品

2026年09月07日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

『Honkai: Nexus Anima』は捕獲したAnimaで戦うオートバトル作品

HoYoverseの新作『Honkai: Nexus Anima』は、フィールドで捕獲した生物「Anima」を使うクリーチャーコレクションと、DOTAのAuto Chessに近いオートバトルを組み合わせた作品です。キャラクターの特殊スキルを任意のタイミングで発動できるため、完全に見ているだけの戦闘ではありません。gamescom 2026の試遊では、シリーズの従来作とは異なるゲーム性に加え、語り手が登場人物の行動や感情を読み上げる独特の物語演出も確認されました。

Honkaiシリーズから大きく変わったゲーム性

本作は、アクションゲームだったHonkai Impact 3rdや、ターン制RPGのHonkai: Star Railとは異なり、Animaを集めて戦わせるタイトルです。プレイヤーは世界を探索してAnimaを見つけ、戦闘後に専用アイテムを使って仲間に加えます。捕獲したAnimaは戦場に配置でき、戦闘中はそれぞれが自動的に移動し、遭遇した敵を攻撃します。

戦場には約8体のAnimaを配置でき、それぞれの能力や組み合わせによる相乗効果を考えることが重要になります。プレイヤーが直接操作できる要素は限られており、基本的にはAnima同士が戦いを進めますが、キャラクターの特殊スキルを使うことで戦況に介入できます。試遊で確認されたスキルには、指定した敵を中心に大きな範囲ダメージを与えるものや、単一の敵へ強力な攻撃を仕掛けるものがありました。

特殊スキルには再使用までの待ち時間が設定されています。発動時にはキャラクターごとに異なる専用演出が入り、Honkai: Star Railの必殺技に近い見せ場として機能します。今回確認できたものは攻撃系が中心でしたが、味方の回復や強化を行う支援系の能力も用意される見込みです。

Animaの育成とキャラクターカード

本作には、Animaそのものを集める要素と、キャラクターを集める要素の2種類が存在します。Animaはそれぞれ独立した存在として扱われ、個体ごとにランクやレベル、固有スキルが設定されています。一方のキャラクターは、戦闘で装備するカードのような役割を担います。

戦闘ではキャラクターカードを3枚装備できます。編成したキャラクターによって使用できる特殊スキルが変わるため、Animaの組み合わせだけでなく、どのキャラクターを選ぶかも戦術に影響します。試遊で見られたカードは高いダメージを与えるタイプが多く、範囲攻撃と単体攻撃で役割が分かれていました。正式版では、回復や味方へのバフなど、異なる役割を持つカードも登場する可能性があります。

戦闘後には育成素材を入手でき、それらを使ってAnimaのレベルアップや強化、進化を行います。進化には素材だけでなく、クエストなどの条件が必要になる場合があります。ゲーム内には進化専用のメニューが用意され、各Animaについて必要な素材や前提条件を確認できる仕組みになっていました。育成の目標を把握しやすく、捕獲したAnimaを長期的に育てていく流れが明確に示されています。

語り手が描写する独特のストーリー

物語の見せ方も本作の特徴です。登場人物の会話だけで場面を進めるのではなく、語り手がキャラクターの動作、感情、周囲で起きていることまで説明します。その形式は、テーブルトークRPGのセッションでゲームマスターが状況を描写する場面に近いものです。

この演出は、会話中のアニメーションが比較的シンプルであることを補う役割も担っているように見えます。一方で、単なる説明にとどまらず、各インタラクションを独特のテンポで見せる仕掛けにもなっています。すべてのやり取りが物語上重要とは限らないものの、語り手によって場面に個性が加わり、アニメ調の世界でBaldur's Gate 3のように会話や状況描写を楽しむ感覚があるとのことです。

都市探索とAnimaの捕獲

試遊では、複数の住民が暮らす都市を自由に移動できました。大型の乗り物にまたがって街を進み、周囲の環境と interact することも可能です。正式版でどれほど多くのオープンエリアが用意されるかは明らかになっていませんが、少なくとも都市を歩き回りながらAnimaを探す体験は、戦闘以外の大きな柱になっています。

街にいるほとんどのNPCは何らかのトレーナーで、話しかけて戦いを申し込めます。すぐに対戦してくれるNPCがいる一方、説得が必要な相手も存在します。NPCとのバトルやフィールド上の野生Animaとの戦闘を通して、捕獲対象を探していく仕組みです。

Animaとの戦闘に勝利した後は、モンスターボールに似た専用アイテムを使って捕獲を試みます。ただし挑戦できるのは3回までに限られるため、すべての相手を確実に仲間にできるわけではありません。捕獲用アイテムの使用回数が制限されていることで、探索中に見つけたAnimaへいつ挑戦するかも判断が必要になります。

試遊時間は1時間でしたが、クリーチャーコレクションを十分に遊び尽くすには短く感じられたとのことです。原文筆者は、オートバトル部分は本作の中で最も魅力が弱い要素だとしながらも、特殊スキルによる介入には楽しめる部分があると評価しています。現時点で特に期待を集めているのは、都市を歩き回ってAnimaを探し、育成と編成を進める流れ、そして語り手による個性的な物語表現です。PCとモバイル向けに展開される本作が、HoYoverseの新たな方向性をどこまで広げるのかが注目されます。