『Police Simulator』は2027年発売予定で早期ビルドから堅実な仕上がり
2026年09月08日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
犯罪者ではなく、法を守る側の警察官として街を巡回するゲームが、早期ビルドの段階ですでに堅実な仕上がりを見せています。『Police Simulator』は、駐車違反の取り締まりのような日常業務から、予測不能な犯罪対応やカーチェイスまでを体験できる作品です。現時点で正式な発売時期は2027年の予定とされています。
警察官の仕事をシミュレーション
本作の舞台は、アメリカ東海岸を思わせる架空の街Faremont Cityです。プレイヤーは警察官として担当エリアを巡回し、違反の確認や市民への対応、犯罪現場の処理など、さまざまな業務に取り組みます。基本となるのは、駐車違反の切符を切るといった比較的地道な仕事ですが、勤務中に思わぬ事件へ発展する可能性がある点が特徴です。
Gamescomで披露された場面では、業務中に道路を不正に横断する歩行者を見つけ、その人物に警告する、違反切符を渡す、あるいは何もしないという対応を選べました。プレイヤーは常に厳格な職務を果たす必要があるわけではなく、職務を無視したり、違反していない市民に不当な処分を下したりすることもできるようです。ただし、適切な警察官として行動するとポイントを獲得でき、街のより広い範囲が開放されます。
この構造によって、単に決められた作業を繰り返すだけでなく、どのように市民へ接するかを考える余地が生まれています。警察官の仕事は平穏な作業だけで終わるとは限らず、何気ない巡回から突然の追跡や事件対応へ移ることがあります。本作は、その落差をゲームプレイの軸として取り入れているとのことです。
50以上のミッションと3つの地区
ゲーム全体では50以上のミッションが用意され、3つの地区を順にアンロックしていく構成です。前作までの基盤を引き継ぎながら、各要素を発展させた作品として作られています。早期ビルドのプレビューでは、街が見た目の面でも生き生きと描かれており、単なる業務の舞台ではなく、巡回する場所そのものとして存在感を持たせようとしていることがうかがえます。
また、友人と一緒に協力プレイを楽しめる機能も予定されています。1人で警察官の仕事をこなすだけでなく、人間の友人と役割を分担しながら街を巡回できるため、ミッションへの取り組み方やプレイ中の出来事が変化する可能性があります。原文筆者は、この協力プレイが本作を長く遊ぶ理由の1つになり得ると見ています。
K9ユニットと変化する事件
シリーズで要望されていた要素として、K9ユニットが追加されます。警察犬を必ず同行させる必要はありませんが、証拠の捜索や容疑者の追跡を助ける手段として利用できます。K9ユニット以外にも、警察官が使える複数のリソースが用意され、1つの正解だけを強制するのではなく、状況に応じて異なる方法で問題を解決できる設計になると開発チームが説明しています。
今回のプレビューは時間が限られていたため、原文筆者はK9ユニットを実際に操作する場面までは確認できなかったとのことです。それでも、証拠を見つける、逃走する容疑者を追うといった場面に警察犬を組み込めるなら、通常の巡回業務とは異なる捜査の流れを作れそうです。プレイヤーがどの装備や協力手段を選ぶかによって、同じ種類の事件でも対応が変わることが期待されます。
さらに、犯罪や市民の行動にはRNGが組み込まれています。事件の発生内容や登場人物の反応が毎回同じになるのではなく、状況ごとに変化する仕組みです。シミュレーションゲームでは同じ作業や遭遇が繰り返されやすい一方、本作ではプレイするたびに異なる出来事が起こることを目指しています。巡回中にどのような事件に遭遇するか、市民がどのような反応を示すかが変われば、ミッションの進め方にも幅が生まれます。
今後の拡張にも余地
現段階では、ミッションを一通り終えた後に何が待っているのか、いわゆるエンドゲームの詳細は明らかになっていません。一方で、地区やミッションを追加するDLC、継続的なコンテンツアップデートとは相性がよさそうです。原文筆者は、Farming SimulatorやAmerican/Euro Truck Simulatorのように、後から新たな地域や仕事を加える形で長期的な展開が可能だと考えています。
プレビューで示された街は、すでに十分な広がりと活気を備えていると原文筆者は評価しています。そのため、新しい地区やミッションが追加されれば、プレイヤーが再び街へ戻るきっかけを作りやすいでしょう。ただし、DLCの具体的な計画や内容が発表されたわけではありません。
原文筆者は、今回の早期ビルドについて「これほど初期段階の作品としては驚くほど堅実」と受け止めています。シミュレーションゲームに強い関心がない人にも向くかどうかは別として、単純な職業体験にとどまらず、軽いRPGのような要素も感じられる作品になりそうだとの見方です。2027年の正式リリースまでに、K9ユニット、変化する事件、協力プレイ、そして街やミッションの作り込みがどのように発展するのかが注目されます。