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『Monster Hunter Outlanders』はコントローラー操作にも対応、モバイルで本格的な狩猟体験を目指す

2026年09月08日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

『Monster Hunter Outlanders』はコントローラー操作にも対応、モバイルで本格的な狩猟体験を目指す

モバイル向けの『Monster Hunter Outlanders』が、家庭用ゲーム機やPCで親しまれてきたシリーズの手触りをどこまで再現できるのかに注目が集まっています。gamescom 2026で本作を試遊した原文筆者は、操作性や安定性が以前のビルドから改善され、新たに姿を見せた古龍によって狩猟体験のスケール感も増していると報告しました。タッチ操作だけでなく、モバイル向けコントローラーにも完全対応するとのことです。

gamescomで確認された改善点

原文筆者は、Tencentブースで行われた専用の試遊と、ドイツ・ケルンで開催されたモンスターハンターをテーマにしたポップアップディナーで、合計2回にわたって本作をプレイしました。前回のプレビューから3〜4カ月が経過した今回のビルドでは、グラフィックと演出の質が引き続き高く、全体的なパフォーマンスも以前より安定しているように感じられたとしています。

特に大きな存在感を放っていたのが、新たに公開された本作の旗艦古龍Ruger Aidalです。原文筆者は、実際にこのモンスターと対峙した際のスケール感や重要性が非常に大きく、従来の試遊からさらに一段上の体験をもたらしていたと説明しています。単にシリーズのモンスターをモバイル画面へ移植するのではなく、強大な相手に挑む狩猟として印象に残るよう演出されているようです。

ロックオン機能も、以前のバージョンと比べて滑らかに動作するようになったとのことです。モンスター全体を対象にするだけでなく、頭部や脚など、狙いたい部位を選んでロックオンできる仕組みも評価されています。部位を意識した攻撃はモンスターハンターの戦闘における重要な要素だけに、タッチ画面での操作に適した形で調整が進んでいる点は注目されます。

iOSとGoogle Playでは事前登録が始まっています。ただし、早期登録によって得られる特典や報酬については、今回の時点で明らかになっていません。正式サービスの開始時期もまだ発表されていないため、登録を検討する場合は、現段階では今後の情報を受け取るための準備という位置づけになります。

2種類の操作モードでプレイスタイルを選択

本作には、ClassicとAdventureという2つのプレイモードが用意されています。原文筆者はシリーズ経験がありながらも熟練者ではないことから、今回はAdventure Modeを試しました。一方、すでにベータ版でプレイ経験のある同行者はClassic Modeを選択しています。

Classic Modeは、より細かな操作を求めるプレイヤー向けのモードです。画面を長押しすると放射状のダイヤルが開き、狙った攻撃やアクションを選びやすくなります。複数の行動を状況に応じて使い分けたい人や、シリーズ作品に近い感覚で戦いたい人に向けた設計とみられます。

Adventure Modeでは、タッチ操作で管理する要素を絞り、画面上のボタンを中心に戦います。左側の仮想スティックでキャラクターを移動させ、右側のボタンから通常攻撃、回避、バースト、ロックオン、回復用のフラスクを使用します。回避はモンスターの攻撃に合わせて成功させることで、いわゆるジャスト回避を狙える仕組みです。

さらに、パーティメンバーのアイコンが点灯しているときにタップすると、強力なアルティメットを発動できます。攻撃や回避だけでなく、回復や仲間の大技まで画面上で判断して使う構成になっているため、複雑なコマンド入力に慣れていないプレイヤーでも狩猟の流れを把握しやすそうです。タッチ操作そのものについて、原文筆者は現時点でも非常によく機能していると評価しています。

その一方で、タッチ操作を好まないプレイヤーにも対応します。開発チームによると、本作はモバイル向けコントローラーを接続して使用でき、コントローラー操作を完全にサポートするとのことです。スマートフォンで遊びながらも物理ボタンによる入力を選べるため、入力方式がプレイヤーを限定する可能性を抑えています。

短時間の狩猟とイベント中心の運営

1回の狩猟は、シリーズの家庭用作品と比べてやや凝縮された内容になっています。原文筆者は、短時間でゲームへ入り、仲間を組んでモンスターを討伐するという遊び方に向いていると説明しました。長時間のプレイを前提にするのではなく、空いた時間に起動して1回の狩猟に挑めることが、モバイル向けタイトルとしての大きな特徴になりそうです。

今回の2度の試遊では、実際のプレイヤーと合流するオンライン協力プレイまでは体験できませんでした。それでも原文筆者は、複数人で狩猟に挑む遊び方には大きな可能性があり、モバイル端末でプレイできることによって参加へのハードルも低くなると見ています。本作は1人で遊ぶこともできますが、チームを組んでモンスターを倒す体験が中心のひとつになると考えられます。

最初に挑戦した公式プレビューの狩猟では、原文筆者はAdventure Modeを使ってもモンスターを討伐できませんでした。ただし、開発チームのプレイセッションでもまだ誰も勝利していなかったと説明され、原文筆者はあと30秒あれば倒せたほど惜しい状況だったと振り返っています。この部分はあくまで試遊時の体験談ですが、簡略化されたAdventure Modeでも、モンスターの攻撃を見極めて戦う必要があることはうかがえます。

翌日のポップアップディナーでは、より難度の低いモンスターを相手に、双剣を使って討伐に成功しました。前日の試遊で得た操作経験が役立ち、今度はそれほど苦労せずに狩りを終えられたとのことです。武器種による操作感や狩猟の組み立て方が、本作でもプレイ体験の一部として機能しているようです。

運営面では、イベントに重点が置かれる可能性があります。原文筆者は、本作が定期的に追いかけたいタイプのライブサービスゲームになりそうだと見ています。一方で、イベントを常に追わなければならない設計に限定されるわけではなく、好きなタイミングで短時間だけ遊ぶことにも適しているようだとしています。イベントを逃したくないプレイヤーと、必要なときだけ遊びたいプレイヤーの双方を意識した構成が目指されているようです。

開発チームが掲げるモバイル展開の狙い

開発チームは、モバイルというプラットフォームがモンスターハンターと相性のよい選択肢だと考えています。対応するスマートフォンさえあればプレイできるため、家庭用ゲーム機やPCを持っていない人にもシリーズを届けられ、潜在的なプレイヤー数を大きく広げられるからです。もちろん、事業上の理由もあるとしながら、チームにはシリーズをより多くの人へ届けたいという意図があると説明しています。

原文筆者は、gamescomで開発チームと話した際、メンバーが本作に強い情熱と愛着を持っていることが伝わってきたと報告しています。自分たちでゲームをプレイする場面でも表情や声に明確な喜びがあり、プレビュー取材でよく見られる定型的な受け答えとは異なる、率直な熱意を感じたとのことです。

また、チームはベータテストで寄せられたプレイヤーの意見をできるだけ多く取り入れ、対応可能な問題には取り組んでいるとしています。今回確認された安定性やロックオン機能の改善も、こうした調整の一部と考えられますが、原文では具体的な変更理由までは説明されていません。

原文筆者は、本作がモバイルゲームであること自体は画面や操作から分かるものの、現時点でも非常に洗練され、シリーズの本格的な狩猟体験を損なわない仕上がりに見えると評価しました。熟練したファンだけでなく、シリーズに詳しくないプレイヤーにも向けたAdventure Modeや、コントローラー対応によって入口を広げている点も特徴です。正式なグローバル展開の時期はまだ明らかになっていませんが、家庭用作品とは異なる形でモンスターハンターを楽しめるタイトルとして、今後の情報が待たれます。