PS5おすすめゲーム25選、Hades 2など4作を追加
2026年09月08日 | #ゲーム紹介 | Polygon
PS5向けのおすすめゲームを紹介するランキングが更新され、Hades 2、Marathon、007 First Light、Star Wars Zero Companyの4作が新たに加わりました。PS5のライフサイクルがすでに後半に入ったとソニー自身が認めるなか、これまでに発売された作品を改めて見渡せる内容です。今回は、掲載リストのうち上位10作品を中心に、各タイトルの特徴を紹介します。
PS5のおすすめ作品を選ぶ基準
このランキングは、Polygon編集部のメンバーが実際にプレイし、少なくとも1人が個人的に推薦した作品をまとめたものです。単純な完成度だけで順位を決めるのではなく、ジャンルの幅やプレイに必要な時間、作品が与える雰囲気の違いも重視したとしています。どのようなジャンルを好む人でも、遊びたい気分や使える時間に合う作品を見つけられるよう、バラエティを意識した構成です。
PS5については、過去のPlayStation世代と比べて必ずしも必携級の新作が次々に登場してきたわけではなく、今後の象徴的な作品と見られているGrand Theft Auto 6も2026年後半まで発売されません。一方で、発売済みのゲームは十分な数に達しており、新規ユーザーだけでなく、すでに本体を持っているユーザーにとっても選択肢が多すぎる状況になっています。今回の更新では、そうしたライブラリのなかから新作を含む作品群が選ばれました。
戦略性とアクションを重視した上位作品
1位のStar Wars Zero Companyは、クローン戦争期の銀河系を舞台にした部隊運用型のストラテジーゲームです。開発には、FiraxisのXCOMリブート作品に携わったスタッフが参加しており、精密なゲームデザイン、キャラクター性、パズルを解くような戦術的判断、適度な不確実性を組み合わせています。共和国崩壊の過程を一兵士に近い視点で描きながら、プレイヤーが仲間たちに思い入れを持てるように作られている点も特徴です。標準設定では仲間が永久に失われるパーマデスが採用されており、1人の犠牲が部隊運用に大きな影響を与えます。
2位の007 First Lightは、若きジェームズ・ボンドを描くアクションゲームです。007の公式ゲームとしては久しぶりの作品で、かつてのGoldenEye 007のような伝説的評価に届くかは別として、洗練された大作アクションとして楽しめると選定者は評価しています。Hitmanで知られるIO Interactiveが開発を担当したことで、派手なセットプレイだけでなく、周囲の人々に紛れて目的を達成する「ソーシャルステルス」の要素も盛り込まれました。開発会社の持ち味が、若いボンドを描く冒険のなかに自然に組み込まれているとされています。
3位のMarathonは、Bungieが手がけるエクストラクションシューターです。非対称型のPvPvEを採用しており、ほかのプレイヤーだけでなく、環境に存在する敵や状況も相手にしながら行動します。ルールを理解するまでに時間がかかるうえ、失敗に厳しいゲームシステムですが、うまく状況が噛み合ったときの緊張感とドラマ性は非常に強いと選定者は説明しています。ソロプレイとグループプレイの双方に異なる役割を用意している点、深みのあるSF世界設定、Bungieらしい操作感、冷たく不穏な未来を描くアートも評価されています。
4位のHades 2は、Supergiant Gamesによるローグライクアクションゲームです。前作Hadesの完成された仕組みに要素を加えたことで、純粋な魅力を複雑にしすぎたという批判もありましたが、選定者はそれを細部への不満に近いものとして扱っています。戦闘は軽快でスリリングなまま、ランごとに変化する恩恵はバランスよく設計され、進行による成長と失敗による後退の配分も巧みに調整されています。ギリシャ神話を再解釈した登場人物たちの掛け合いも健在で、インディーゲームの強みを示す作品として位置づけられています。
独自の仕組みで物語を描く作品
5位のPragmataは、2026年初頭に発売されたSFアクションゲームとして紹介されています。宇宙服を着た主人公が月面基地でロボットと戦い、限られた資源をやりくりしながらセーブポイントの間を進むという、昔ながらのゲームらしい手触りを備えています。その一方で、物語の中心には父と娘の関係やAIの脅威が置かれています。
主人公ヒューと行動をともにするのは、子どものような外見を持つアンドロイドのダイアナです。彼女は物語だけでなくゲームプレイにも干渉し、戦闘の合間にハッキング能力を使います。ハッキングはグリッド上で処理するミニゲームになっており、三人称シューティングの流れに短時間のパズルを組み込む仕組みです。後にそれを省略できる能力を得ても、あえて使わずに挑みたくなるほど、主要なゲームプレイ要素として機能していると選定者は述べています。映像面は現代的な大作らしく、古典的なゲーム性と新鮮なアイデアを両立させた作品とされています。
6位のAlan Wake 2は、Remedy Entertainmentが自社を代表する作品の続編に再び取り組んだサバイバルホラーです。主人公は失踪から10年以上が経過した作家アラン・ウェイクで、彼の行方に関係する事件をFBI捜査官のSaga Andersonが追います。プレイヤーは基本的に任意のタイミングでアランとSagaの物語を切り替えられ、同じ出来事を異なる視点から追う構成です。
本作は、前作の設定を発展させながら、ある場面では慎重に進める探偵スリラーとなり、別の場面では現実そのものが変質する宇宙的ホラーへと姿を変えます。スティーヴン・キングやデヴィッド・リンチの影響を思わせる不気味な森を舞台にしつつ、Remedy自身が作品を作る過程を題材にしたメタ的なミステリーにもなっています。選定者は、同作を大作ホラーゲームの新世代を告げる作品と位置づけています。
9位のBlue Princeは、内部の部屋が変化し続ける屋敷を探索し、その家族にまつわる奇妙な歴史を解き明かすインディーゲームです。ウォーキングシミュレーター、パズル、ローグライク、デッキ構築ゲームの要素を組み合わせており、ドアを開けるたびにランダムに提示された3枚の設計図から次の部屋を選びます。
最初は論理パズルとしてすべてを解こうとしがちですが、選定者によれば、それが最適な遊び方とは限りません。まずは新しい部屋を集め、それぞれの謎と、複数の部屋にまたがる謎のつながりを把握する必要があります。運、謎解き、大量のメモを取る作業が結びついた構造で、最初のクリア後も探索と理解が続く、ほかに類を見ない作品とされています。
RPGとプラットフォームゲームの代表作
7位のAstro Botは、DualSenseコントローラーの機能を紹介する無料タイトルAstro's Playroomから発展した本格的なプラットフォームゲームです。Team Asobiはもともと技術デモに近い作品を手がけていましたが、本作によってソニーの主要な社内開発チームへと躍進したと紹介されています。レイトレーシングによる表現、DualSenseの触覚フィードバックやスピーカーから伝わる足音など、PS5の機能を活用しながら、単なる技術デモではなく、ゲームとして豊富なアイデアを次々に展開します。
新しいギミック、コミカルなやり取り、個性的なボス、歯ごたえのある挑戦が途切れなく登場する点が魅力です。また、PlayStationのゲームキャラクターの衣装をまとった数百体のボットを集める要素によって、ブランドの歴史そのものを祝う内容にもなっています。Ico、LocoRoco、パラッパラッパーなど、現在は存在しないJapan Studioの創造性にも敬意が払われており、過去を振り返りながら、AstroとTeam Asobiがその精神を未来へつなぐ作品とされています。
8位のBaldur's Gate 3は、ダンジョンズ&ドラゴンズを基盤にした大規模なロールプレイングゲームです。PC向けのゲーム性が強いジャンルでありながら、PS5版にも自然に適応されており、コンソールでのプレイに違和感がないと選定者は説明しています。強力な物語、印象に残るキャラクター、プレイヤーの判断が結果を変える自由度、予測不能な混乱が同居している点が大きな特徴です。
テーブルトークRPGに近い体験をビデオゲームで実現し、プレイヤーが選んだ行動によって物語の展開や人間関係が変化します。PS5版では画面分割による協力プレイにも対応しており、1人で物語を進めるだけでなく、複数人で選択を相談しながら遊べる作品として紹介されています。
10位のClair Obscur: Expedition 33は、現代的で豊かな映像表現と、昔ながらのターン制バトルを組み合わせたRPGです。Final Fantasy 13の時代を思わせる方向性を、Sandfall Interactiveのスタッフが発展させた作品として説明されており、そこにフランスの開発チームならではの感性が加えられています。中小規模のチームによる作品としては映像の完成度も高く、無駄に時間を引き延ばさない設計が特徴です。
戦闘システム、親しみやすいキャラクター、想像力豊かなアート、感情を動かす物語が作品の核になっています。コミカルさと真摯さを同時に持つ作風によって、既存シリーズの再現にとどまらない独自性を示すRPGとして評価されています。