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『Build the Wall』、著作権侵害を指摘されたホワイトハウスのゲーム一覧から削除

2026年09月09日 | #その他 | Polygon

『Build the Wall』、著作権侵害を指摘されたホワイトハウスのゲーム一覧から削除

ホワイトハウス公式サイトのゲームコーナーから、差別的な内容と『テトリス』への類似が問題視されていたゲームが削除されました。権利元のThe Tetris Companyは、分断をあおる表現と著作権侵害を批判しており、抗議後の対応が注目されています。

問題のゲームが公開から短期間で削除

ホワイトハウスは9月4日、公式サイトの「Arcade」コーナーで5本のブラウザゲームを公開しました。そのうち『Build the Wall』は、ブロックを積み上げるルールなどが『テトリス』とほぼ同じ内容で、「迫り来る大群から国境を守れ」と説明されていました。

このゲームには、横一列を完成させてもブロックが消えない不具合もありました。ホワイトハウスが公式Xアカウントでゲームを紹介した後、同作はゲーム一覧から削除されています。

The Tetris Companyが著作権侵害を批判

The Tetris CompanyはInstagramで、テトリスは人々をつなぎ、分断するものではないと表明しました。さらにコメントで、同社はゲームの制作に関与しておらず、著作権侵害を非常に重く受け止めていると説明しています。

同社は2012年、2009年に発売されたモバイルゲームMinoをめぐり、Xio Interactiveに対する著作権侵害訴訟で勝訴しています。今回、同社がホワイトハウス側へ直接連絡したかどうかは確認されていません。

ホワイトハウスによる他作品の無断使用も指摘

原文筆者は、ホワイトハウスの公式Xアカウントが、ゲーム関連の著作物を繰り返し無断使用していると指摘しています。具体的には、ポケモンの楽曲「Gotta Catch ’Em All」と移民・税関捜査局(ICE)の摘発映像を組み合わせた投稿や、セガのロゴ、ソニック・ザ・ヘッジホッグのグリーンヒルゾーンの楽曲を使ったゲーム紹介が挙げられています。

さらに、GameCube、Xbox 360、PlayStation 2の起動画面も使用されたとしています。原文筆者は、任天堂など訴訟に積極的なゲーム企業が、政府による報復関税などを恐れて対応を控えている可能性があると見ています。The Pokémon Companyも、ホワイトハウスによる自社IPの使用を許可していないと説明した一方、政治的な立場や主張とは関係ないとの見解にとどめています。