EA、サウジ系Savvy Gamesとの統合案が浮上
2026年09月11日 | #噂・リーク | GamesRadar+
EAを買収したサウジアラビア側が、同国のゲーム戦略を担う新たな巨大企業にEAを統合する案を検討していると報じられました。実現すれば、EAのスポーツシリーズとSavvy Games傘下のモバイルゲーム事業が同じ企業に集約されることになります。
Savvy Gamesとの統合案
Bloombergの報道によると、8月4日に成立したEAの非公開化で議決権の過半数を握ったサウジアラビア側は、EAを政府系ファンドPublic Investment Fund(PIF)が2021年に設立したSavvy Gamesと統合する案を初期段階で検討しているとのことです。EAとPIFの代表者は、この報道についてコメントを控えています。
ただし、最終決定はまだ下されておらず、Savvy Gamesが中国のスタジオでモバイルゲーム「Mobile Legends」の開発元でもあるMoontonの買収を完了するまでは、具体化しない可能性が高いとされています。買収額は原文で明示されていません。
モバイルゲーム事業とEAブランドの行方
Savvy Gamesは、PIFの公式サイトで「2030年までにゲーム業界のリーダー的地位を確立する」ことを目標に掲げています。傘下には、ESL FACEIT Groupや、米国のモバイルゲーム企業として紹介されているScopelyが含まれており、ScopelyはPokémon GOやMonopoly Go!などを展開しています。
統合が実現し、規制当局の審査も通過すれば、EAのスポーツゲームとScopelyのモバイルゲーム事業が同じ企業に集まることになります。EA買収直後に、サウジアラビア側が多額の投資で拡大してきたモバイルゲーム事業へ組み込む構想は、独占禁止法の観点から問題視される可能性もあります。
従業員の懸念と今後の焦点
今回の構想はモバイルゲームに重点を置くように見える一方、サウジアラビア側がEAを取得した目的はモバイルゲームだけではなく、世界有数のゲーム企業を形成することにあると報じられています。統合が進めば、長年知られてきたEAの企業体制が大きく変わる可能性があります。
EAの買収をめぐっては、大規模な人員削減を懸念する声も出ています。EA経営陣は「創作の自由とプレイヤー第一の価値観は守られる」と説明していますが、サウジアラビアのモバイルゲーム事業と完全に統合されれば、従業員の不安が解消されるとは限りません。