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iPhone Duoは内外画面を同じ1.4:1にしてゲーム対応を促す可能性

2026年09月11日 | #その他 | IGN

iPhone Duoは内外画面を同じ1.4:1にしてゲーム対応を促す可能性

折りたたみスマートフォンは大画面でゲームを遊べる一方、画面比率への対応不足が大きな弱点になっています。iPhone Duoは内側と外側の画面を同じ1.4:1にし、Appleがアプリのリサイズを開発者に求めていることから、既存の折りたたみ端末よりもゲームがそのまま動作しやすくなる可能性があります。対応タイトルが増えるまでには時間がかかるとみられますが、ゲーム用途で折りたたみ端末を選ぶ際の課題に、メーカー側から切り込む設計です。

折りたたみ端末でゲームが遊びにくい理由

原文筆者は、長年にわたって折りたたみスマートフォンを試してきたものの、ゲーム体験には不満が残ると説明しています。現在利用しているSamsung Galaxy Z Fold 8 Ultraでは、内側の大画面が一般的なゲームの想定比率と合わないことが問題になります。多くのタイトルは画面を4:3に合わせられる一方、対応していないゲームでは映像が横に引き伸ばされたり、画面の大部分に黒帯が表示されたりします。

例として挙げられているのが、カードゲームのHearthstoneです。画面いっぱいに表示しようとすると、戦場の端にあるカードや情報が映像の外へ切れてしまう場合があります。逆に全体を表示しようとすれば、画面の約3分の1が黒帯などで占有されます。原文筆者は、これはゲーム側の対応にも原因があるとし、Blizzardには端末の正方形に近い画面へ対応するだけの開発力があるはずだと指摘しています。しかし、7年間にわたって折りたたみ端末を試しても状況は改善しておらず、個々の開発者の対応だけに頼るのは難しいとしています。

iPhone Duoではアプリ対応を促す仕組みに期待

こうした事情から、原文筆者は大画面を開いて使うよりも、端末を閉じた状態でゲームを遊ぶことが多いと説明しています。それでは折りたたみ機構の利点を十分に生かせません。Galaxy Z Fold 7やGalaxy Z Fold 8 Ultraでは外側画面の比率が改善されたものの、一般的な板状スマートフォンより細長いという別の問題も残ります。

iPhone Duoも、内側と外側の画面が一般的な16:9と4:3の中間にあたる1.4:1であるため、表面的には同じ問題を抱えるように見えます。ただしAppleは、iPhone Duo向けの開発ガイドラインで、最初の項目からアプリを画面サイズに応じてリサイズできるよう設計することを求めているとのことです。AppleはプレゼンテーションでiPadにも言及しており、Hearthstoneを含む多くのモバイルゲームが、すでに複数のiPadの画面比率を標準でサポートしています。この既存の仕組みを生かせれば、iPhone Duoでも対応の土台を作りやすくなります。

Androidとの違いと残る課題

Googleの開発者向け資料にも、画面サイズや比率に合わせてアプリを調整するための指針は存在します。しかしAndroidではゲームが例外扱いになっているため、折りたたみ端末で遊びたいタイトルが本当に画面へ対応しているかは、ゲームごとに確認しなければなりません。これが、Androidの折りたたみ端末でのゲーム対応が運任せになりやすい理由だと原文筆者は述べています。

一方、iPhone Duoは内側と外側の画面比率が同じため、表示を切り替える際の技術的な負担を抑えられる可能性があります。もちろん、新しい画面形状に主要ゲームが対応するまでには数カ月かかる可能性があり、発売直後からすべてのタイトルが最適化されるわけではありません。それでも原文筆者は、Appleの厳格な開発方針とiPad向け対応の蓄積を理由に、iPhone Duoなら内側の大画面で「そのまま動く」ゲームがより多くなるとの見方を示しています。黒帯や画面端の見切れを気にせず、折りたたみ端末でカードゲームを遊べる環境が実現するかが注目されます。