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ファミコンで今も最後まで遊べる10作品を原文筆者が選出

2026年09月12日 | #ゲーム紹介 | Polygon

ファミコンで今も最後まで遊べる10作品を原文筆者が選出

1985年に北米で発売されたNES(海外版ファミコン)は、初期の『Super Mario Bros.』や『Excitebike』から数年のうちに数百本規模のソフトを抱えるまでに成長しました。現在では古さを感じさせる作品も少なくありませんが、原文筆者は、そのなかでも最初から最後まで遊び通す価値が残る10作品を紹介しています。アクション、RPG、探索、対戦などジャンルはさまざまですが、いずれも後発作だけでは味わえない完成度や再プレイ性が注目されています。

高難度アクションが生んだ挑戦しがい

10位はNinja Gaidenです。現代的な都市を舞台に、俊敏な忍者Ryu Hayabusaを操作するアクションゲームで、当時の作品のなかでも特に難しい部類に入ると原文筆者は説明しています。ボスは素早く強力な攻撃を繰り出し、足場の端に立っているだけでも鳥にぶつかられて転落することがあります。安全に見える場所が安全とは限らない、厳しいステージ構成が本作の大きな特徴です。

Ninja Gaidenは続編2本にもつながり、シリーズは後に初代Xboxで復活しました。2005年のNinja Gaiden Blackはシリーズの頂点と広く評価されている作品として紹介されていますが、原文筆者は、シリーズに触れるなら最初の作品から始めるのが最適だとしています。高い反射神経と慎重な操作を求められる一方、攻略のコツを身につけて先へ進む達成感が、現在でもプレイする理由になっています。

9位のCastlevania 3: Dracula’s Curseは、ゴシックな舞台を進む『悪魔城ドラキュラ』シリーズ初期の代表作です。複数のキャラクターとルートが用意されており、同じステージをただ繰り返すのではなく、異なる仲間や武器の組み合わせを試しながら攻略できます。難度の高いステージと闇の勢力との戦いを備え、1回クリアして終わりではなく、別の進め方でもう一度遊びたくなる構成が評価されています。

探索と自由度を楽しめる名作

8位のThe Legend of Zeldaは、プレイ方法によって印象が大きく変わる作品です。日本では1986年にファミリーコンピュータ ディスクシステム向けに登場し、北米では1987年にNES版が発売されました。手当たり次第に岩壁へ爆弾を仕掛けたり、木を燃やしたりするだけでは、作業のような探索になりかねません。しかし、隠された洞窟にはヒントをくれる人物が待っており、より大きな報酬や危険な場所へ向かう手がかりを得られます。

ダンジョンは番号順に攻略する必要がなく、ほぼ自由な順番で挑戦できます。内部にはGanonを倒し、Hyruleを救うための装備が隠されているため、探索そのものが進行と強化に直結します。画面ごとに秘密を探す手間を楽しめるかどうかで、単調な作業にも、発見の連続にもなり得る作品です。

7位はドラゴンクエストIV(Dragon Warrior 4)です。前半では、それぞれ異なる主人公を描く短編のようなRPGを順番に進め、最後の章で彼らがひとつのパーティーに集結します。個性の異なる英雄たちの物語を別々に体験してから、広大な世界を冒険する構成が本作の特徴です。

広いワールドマップ、野心的な物語、8ビット機の性能を引き出した技術的な作りを備え、原文筆者はシリーズ最後の8ビット作品として記憶に残る一本だとしています。ドラゴンクエストシリーズの各作品に選出理由があるなかでも、単独の冒険としてのまとまりと、何度も遊び直せる規模感が特に強い作品として扱われています。

後半期のファミコンを支えた遊びやすさ

6位はKirby’s Adventureです。ゲームボーイでデビューしたカービィが、ファミコンではより色鮮やかで規模の大きい冒険に挑みます。Dream Landを探索しながら敵の能力を吸収して利用できるため、ステージを進むだけでなく、どの能力を使うかを考える楽しさもあります。かわいらしい雰囲気と、敵の能力を活用するゲーム性が両立しており、幅広い年齢層が遊びやすい作品として紹介されています。

発売時期はファミコンが次世代機のスーパーファミコンへ主役の座を譲る直前でした。原文筆者は、現在のカービィ作品に興味がある人にとっても、本作はシリーズ初期の魅力を確認できるタイトルだとしています。後年の作品へつながる要素を備えながら、1本のアクションゲームとして最後まで遊べる完成度が選出の理由です。

5位のContraは、短時間で最後まで到達しやすいことが現代でも遊びやすい理由です。1人プレイだけでなく、友人との協力プレイにも対応し、ステージ自体は厳しいものの、タイトル画面で「コナミコマンド」を入力すれば残機を増やせます。少しずつ操作に慣れていけば、エイリアンの侵略を阻止してエンディングまで進める可能性が高まります。

多数の続編が作られたシリーズですが、原文筆者は、アーケード版をもとにした最初の作品ほど純粋な楽しさを味わえるものはないとしています。長大な物語を追う必要がなく、繰り返しプレイして腕前を伸ばすタイプの作品であることも、今から遊ぶ際の強みです。

4位のMega Man 2は、NES向けに発売されたシリーズ6作品のなかでも特に重要で、再プレイに向くタイトルとして挙げられています。後続作よりも内容が引き締まっており、複数のステージを攻略してボスの能力を手に入れ、次の戦いに活用する流れが明快です。シリーズ初期6作品に本当に悪い作品はないとしつつも、原文筆者は本作を最も不可欠な1本と位置づけています。

Mega Man 3で追加されたスライディングや、犬型ロボットのRushはシリーズを広げました。一方で、すでにクリアしたステージを変化させて再利用するDoc Robotのステージは、内容が水増しに感じられるとも指摘されています。そのため、余計な要素を抑えたMega Man 2の構成が、現在でも遊び直しやすい理由になっています。

何度も挑戦したくなる定番3作品

3位はMike Tyson’s Punch-Out!!です。小柄なボクサーLittle Macが、世界各地をイメージした個性的な対戦相手と戦います。相手ごとに性格や攻撃パターンが異なるため、単純にボタンを連打するのではなく、動きの予兆を見て攻撃や回避のタイミングを覚える必要があります。Mike Tysonとの試合へ直接進めるパスワードを今も記憶しているプレイヤーがいることからも、当時の印象の強さがうかがえると原文筆者は述べています。

Glass Joeとの最初の試合から最後のMike Tyson戦まで、熟練者なら30分以内に進める可能性があります。初めて遊ぶ場合はさらに時間がかかりますが、対戦相手のパターンを覚え、少しずつ先へ進む過程そのものが本作の魅力です。なお、Tysonとのライセンス契約終了後には、タイトルがPunch Out!!へ変更されました。

2位のDuckTalesは、NES作品のなかでも特に再プレイ性が高いゲームとして紹介されています。5つの主要ステージは好きな順番で攻略でき、アフリカ鉱山では寄り道が発生するものの、一本道の冒険にはなっていません。Amazon、Himalayas、月など舞台は多彩で、各ステージのほぼすべての画面に何らかの秘密が隠されているように感じられる探索性があります。

後発のDuckTales Remasteredではステージが再構成され、グラフィックも一新されました。それでも原文筆者は、初代版の魅力は色あせておらず、現行機とPCで遊べるThe Disney Afternoon Collectionにも収録されているため、2026年時点でも触れやすいとしています。ステージの順番を変えたり、隠し要素を探し直したりできることが、繰り返し遊べる大きな理由です。

1位に選ばれたのはSuper Mario Bros. 3です。8つのワールドに数十の個性的なステージが配置され、それぞれが新しい仕掛けや舞台を用意しています。雲の上にある塔へ登り、巨大な魚が泳ぐ水中を進み、敵を大きくする扉を通り、空から急降下する太陽が待つ灼熱の砂漠を越えるなど、冒険の展開はステージごとに大きく変化します。

浮遊する飛行船、秘密のキノコハウス、ワープ笛など、寄り道やショートカットにつながる要素も豊富です。最初から最後まで正面突破すれば数時間かかる一方、ワープを使って旅を短縮することもできます。原文筆者は、初回だけでなく10回目、100回目のプレイでも楽しめる作品として、本作を世代最高のゲームと考えるプレイヤーが多い理由を説明しています。