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今村孝矢氏、AIを使ったゲーム開発テストに賛否

2026年09月15日 | #その他 | GamesRadar+

今村孝矢氏、AIを使ったゲーム開発テストに賛否

『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のアートディレクターやStar Foxのデザイナーを務めた今村孝矢氏が、AIを活用したゲーム開発の試作に取り組んでいると明かしました。一方で、生成AIをめぐる倫理的な問題から、任天堂ファンを含むユーザーから批判の声が上がっています。

AIでアイデアをゲームに変える試み

今村氏はXへの投稿で、AIを使ったゲーム開発をテストしていると説明しました。AIとのブレインストーミングは、かつてプログラマーと相談しながらタイトルを作っていた経験に近いとし、技術そのものに強い驚きを感じているとのことです。

プログラマーではないという今村氏は、AIについて「アイデアを動くゲームに変えるうえで、自分の不足を補ってくれることに本当に驚いている」と説明しています。

生成AIの利用をめぐり批判

生成AIのモデルは他者の作品を無断利用して構築されており、アーティストに大きな損害を与えるという指摘に対して、今村氏は問題意識を理解していると回答しました。そのうえで、「自分の職業を考えれば、AIを無視することはできないため、テストとして試している」としています。

今村氏は任天堂在籍時、TingleやFox McCloud、Captain Falconなどのキャラクターデザインにも携わりました。その経歴を持つ人物がAIによる制作を試していることに、原文筆者は失望を示しています。

ゲーム業界で続く生成AIへの反発

ゲームへの生成AI利用をめぐっては、Crazy Taxi: World TourやTomb Raider: Legacy of Atlantisなどに対し、プレイヤーが否定的な反応を示したと報じられています。また、Clair Obscur: Expedition 33やCrimson Desertでは、プレイヤーに発見されたAI生成素材がアップデートで削除されました。

AIの開発利用が広がる一方、導入を望まない開発者もいます。Pocketpairのリードを務めるJohn Buckley氏はGamesRadar+に対し、「ゲーマーはAIを望んでいない」と発言しました。Mewgenicsの共同開発者Tyler Glaiel氏も、ポスターアートのような一部の素材にAIを使うことについて、「そこは最も創造性を発揮したい部分だ」と批判しています。